箱根に一泊する大学時代のクラス会があり、行きがけに小田原城と小田原宿を
見物した。
昨年、旧東海道を歩いた時には、小田原はあまり見ないで、てくてくと通り抜けた
ので、お城を中心に見物したかった。
結果的には、宿場町の面影はあまり残っていなくて、旧宿場の東側 は、かまぼこ・
ひもの・かつおぶしのお店が軒を並べているのが目立つていどだったので、どちら
かと言うとさびれていると言う印象だった、去年と同じだった。西側は、東京の
衛星都市として近代化した町という印象だった。そういう意味では、ビジネスにも
住むにもいい町のように思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/2b/066904ea3a179f9d040dfa97a76c1634.jpg)
これがお城、木がうっそうと茂った公園の中にあり、子供連れのお母さんが大勢
散歩していた、いい環境にある。
この建物は戦後の復元でコンクリート製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b0/2160810a8bf575c735c59b10bfd807f1.jpg)
天守閣から南側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ab/c74a86b5c513888cc1e0aabcf4f9a32c.jpg)
東側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a5/df16910826d479d754d2e9ba0b4b7160.jpg)
北西側、箱根の方向、このお城からは富士山は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/14/6408d12475f2a17e8fb2921a9032023d.jpg)
西側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1e/897d3c8ffcb7dbd42fef61048742d0f1.jpg)
市の天然記念物のイヌマキの古木。この城内には大木が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5d/3817777051f1dbd50510f67b4d432fe3.jpg)
同じ木を離れて見たところ。立派だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/33/88153702aaceee71129e437a02f22073.jpg)
これは市の天然記念物のビャクシンの古木。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/39/eed7ef5ab5b6d322419872984280b01e.jpg)
楠も大木で見ごたえがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/d1/07cef81dc95ea2f72634cf8f5805b4d1.jpg)
バス、タクシーの駐車場脇の黒松の林もよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b3/e1a0eba3e71fcd2f211a68393198723f.jpg)
藤棚の前のお堀。ほっとする雰囲気がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d3/f164eb52a579601ac284a2ad305baeb5.jpg)
そのお堀に沿った藤棚、ベンチにはお年寄り、子供連れがぼやーっと休んでいた。
よく整備されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1f/bfc897fc93af9137d265babe693a69e0.jpg)
立派な建物の「(株)ういろう」のお店。
この様式はずっと昔から何代にも渡って引き継がれ、建て替えるたびに復元され
てきているとのこと。
今回、お城やお店の説明書を読んで、はじめて知ったが、「ういろう」というの
は、外郎家に由来している。外郎家(一族)は中国の元に仕えていて、元が明に
滅ぼされた時代に来日し、帰化した、その時に外郎という名字にした。1368年か
ら博多に住み、中国貿易・医者・漢方薬屋などをして、有名になった。足利義満
はこの人を京都に迎えようとしたが、本人は行かず、息子が行って、朝廷の医師・
「外交を中心とした顧問」として、代々、活躍する。
その後、子孫が1504年に北条早雲に招かれ、召抱えられ、小田原に住む。
豊臣秀吉および徳川幕府からも保護されて、現在に続いている。
この一族が中国から持ってきたのが、漢方薬の「ういろう」とお菓子の「ういろう」。
いきさつがあって、漢方薬の「ういろう」は秘伝となり「(株)ういろう」が
現在も製造・販売している。一方、お菓子の「ういろう」は全国にひろまり、
どちらかというと名古屋が一番有名になっている。
長くなったが、要約するとこういうストーリーになると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3b/c456289d4b7a0a03a08681c3e9724db4.jpg)
これが喫茶室でいただいた、ういろうを使ったお菓子。たいへん美味しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6b/0f79c4e10ce5b312bb81cd6f88137ff6.jpg)
保存されて観光客用に使われている古い様式の家。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/99/c7f23e284e94736305a8cf6a7bd6d4f8.jpg)
箱根寄りの町外れの居神神社、ここには町中にあった古い石柱が集められて
いて、興味深かった、行方不明になってしまうよりは、動かして神社に集めるのも
いい方法かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/2b/de9351b48a18a1c46992a25436d3421e.jpg)
上からの景色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ad/1fa706c22eb56cb301780b13a92ad9a7.jpg)
そのすぐ先、箱根板橋にあった古い家。消えかけてやっと読める看板には
○○醤油醸造---の文字があった。住居としては使われているようだが、醸造は
していない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0c/5fa7eb3db82a8fa2337e2e0747964a45.jpg)
箱根登山鉄道、風祭駅。
去年はここから帰った、今日はここから宿屋に行く。
見物した。
昨年、旧東海道を歩いた時には、小田原はあまり見ないで、てくてくと通り抜けた
ので、お城を中心に見物したかった。
結果的には、宿場町の面影はあまり残っていなくて、旧宿場の東側 は、かまぼこ・
ひもの・かつおぶしのお店が軒を並べているのが目立つていどだったので、どちら
かと言うとさびれていると言う印象だった、去年と同じだった。西側は、東京の
衛星都市として近代化した町という印象だった。そういう意味では、ビジネスにも
住むにもいい町のように思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/2b/066904ea3a179f9d040dfa97a76c1634.jpg)
これがお城、木がうっそうと茂った公園の中にあり、子供連れのお母さんが大勢
散歩していた、いい環境にある。
この建物は戦後の復元でコンクリート製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b0/2160810a8bf575c735c59b10bfd807f1.jpg)
天守閣から南側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ab/c74a86b5c513888cc1e0aabcf4f9a32c.jpg)
東側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a5/df16910826d479d754d2e9ba0b4b7160.jpg)
北西側、箱根の方向、このお城からは富士山は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/14/6408d12475f2a17e8fb2921a9032023d.jpg)
西側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1e/897d3c8ffcb7dbd42fef61048742d0f1.jpg)
市の天然記念物のイヌマキの古木。この城内には大木が多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5d/3817777051f1dbd50510f67b4d432fe3.jpg)
同じ木を離れて見たところ。立派だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/33/88153702aaceee71129e437a02f22073.jpg)
これは市の天然記念物のビャクシンの古木。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/39/eed7ef5ab5b6d322419872984280b01e.jpg)
楠も大木で見ごたえがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/d1/07cef81dc95ea2f72634cf8f5805b4d1.jpg)
バス、タクシーの駐車場脇の黒松の林もよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b3/e1a0eba3e71fcd2f211a68393198723f.jpg)
藤棚の前のお堀。ほっとする雰囲気がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d3/f164eb52a579601ac284a2ad305baeb5.jpg)
そのお堀に沿った藤棚、ベンチにはお年寄り、子供連れがぼやーっと休んでいた。
よく整備されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1f/bfc897fc93af9137d265babe693a69e0.jpg)
立派な建物の「(株)ういろう」のお店。
この様式はずっと昔から何代にも渡って引き継がれ、建て替えるたびに復元され
てきているとのこと。
今回、お城やお店の説明書を読んで、はじめて知ったが、「ういろう」というの
は、外郎家に由来している。外郎家(一族)は中国の元に仕えていて、元が明に
滅ぼされた時代に来日し、帰化した、その時に外郎という名字にした。1368年か
ら博多に住み、中国貿易・医者・漢方薬屋などをして、有名になった。足利義満
はこの人を京都に迎えようとしたが、本人は行かず、息子が行って、朝廷の医師・
「外交を中心とした顧問」として、代々、活躍する。
その後、子孫が1504年に北条早雲に招かれ、召抱えられ、小田原に住む。
豊臣秀吉および徳川幕府からも保護されて、現在に続いている。
この一族が中国から持ってきたのが、漢方薬の「ういろう」とお菓子の「ういろう」。
いきさつがあって、漢方薬の「ういろう」は秘伝となり「(株)ういろう」が
現在も製造・販売している。一方、お菓子の「ういろう」は全国にひろまり、
どちらかというと名古屋が一番有名になっている。
長くなったが、要約するとこういうストーリーになると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3b/c456289d4b7a0a03a08681c3e9724db4.jpg)
これが喫茶室でいただいた、ういろうを使ったお菓子。たいへん美味しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6b/0f79c4e10ce5b312bb81cd6f88137ff6.jpg)
保存されて観光客用に使われている古い様式の家。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/99/c7f23e284e94736305a8cf6a7bd6d4f8.jpg)
箱根寄りの町外れの居神神社、ここには町中にあった古い石柱が集められて
いて、興味深かった、行方不明になってしまうよりは、動かして神社に集めるのも
いい方法かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/2b/de9351b48a18a1c46992a25436d3421e.jpg)
上からの景色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ad/1fa706c22eb56cb301780b13a92ad9a7.jpg)
そのすぐ先、箱根板橋にあった古い家。消えかけてやっと読める看板には
○○醤油醸造---の文字があった。住居としては使われているようだが、醸造は
していない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0c/5fa7eb3db82a8fa2337e2e0747964a45.jpg)
箱根登山鉄道、風祭駅。
去年はここから帰った、今日はここから宿屋に行く。
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