偶に電車を利用する人がいた。彼は周囲に老人が立っていると席を譲るようにしていたという。ある花見の帰りのこと、すっかり寝入った3歳の息子を抱っこして電車に乗った。歩き疲れて疲労困ぱいだが、空いている席はない。息子を抱いたまま悲痛な顔になる。すると目の前に座っていた老人が立ち上がり、「座りなさい、ほら、ここ、ここ」と席を譲ってくれた。「そんなわけにはいきません」と、やせ我慢。すると「あんた、覚えてないんだね、以前私に席を譲ってくれたじゃないか」とその老人。「助かります」と家内に息子を抱かせて座らせたが、涙が出そうになった。と述懐する。
メダルに沸くオリンピックだが、その陰には感動的な話もある。11日に行われたクロスカントリー男子スプリント準決勝でのこと。ロシアの選手が転倒し、スキー板を折るアクシデントがあった。彼は集団からは遅れながらも必死に滑る。ゴール数百メートル手前で再び転倒し、スキー板は真っ二つ、もう滑ることさえできない。そこに駆け寄ってスキー板を履き替えさせたのはライバルチームであるカナダのコーチだった。「苦しんでいる彼をそのままにしておくことはできなかった」といい、ロシアの選手は無事ゴールした。
このカナダチームはトリノ五輪の時、上位を争っていた自国のスプリント女子選手のストックが折れてしまった。それを見かねたノルウェーの監督がストックを手渡し、カナダチームは銀メダルを獲得する。ストックを手渡したノルウェーチームは4位でメダルを逃すことになった。その時のカナダチームの選手の一人は、今回ロシアの選手にスキー板を手渡したコーチの奥さんだったという。情けは人の為ならずとか、因果応報とかいうが、僕はこのごろ涙腺が緩くなったようだ。
メダルに沸くオリンピックだが、その陰には感動的な話もある。11日に行われたクロスカントリー男子スプリント準決勝でのこと。ロシアの選手が転倒し、スキー板を折るアクシデントがあった。彼は集団からは遅れながらも必死に滑る。ゴール数百メートル手前で再び転倒し、スキー板は真っ二つ、もう滑ることさえできない。そこに駆け寄ってスキー板を履き替えさせたのはライバルチームであるカナダのコーチだった。「苦しんでいる彼をそのままにしておくことはできなかった」といい、ロシアの選手は無事ゴールした。
このカナダチームはトリノ五輪の時、上位を争っていた自国のスプリント女子選手のストックが折れてしまった。それを見かねたノルウェーの監督がストックを手渡し、カナダチームは銀メダルを獲得する。ストックを手渡したノルウェーチームは4位でメダルを逃すことになった。その時のカナダチームの選手の一人は、今回ロシアの選手にスキー板を手渡したコーチの奥さんだったという。情けは人の為ならずとか、因果応報とかいうが、僕はこのごろ涙腺が緩くなったようだ。
読みながら私は、涙が・・・。
人一倍涙線の緩い私はこういう話に弱いのです。(^_^;)
因果応報ってどちらかと言うと、悪いほうに用いられることが多いのですが
そうですね。
私も、善行を行うようにしようって思います。
そのほうがはるかに気持ちが清々しく感じますものね。
回りまわってみなわが身のためと。
スキー板を渡すシーンテレビでみました。
感動しました。思わず涙しました。
年と共に涙腺が緩くなっていきます。
それ以上に国を越えた友情、助け合い、に金メダルをあげたいですね。
大雪で高速道路で身動き出来なくなり、多くの運転手が食べものを摂れなくなり、商品のパンを配った記事が新聞に載ってました。
助け合いですね。
順位は争っても心は一つですねー
このお二方に
メダルを差し上げたいですね~
大雪とオリンピック観戦で、
すっかり生活のリズムが乱れて、
何する気にもなりません。
ちょこっと、聞いたですけど、どういうことかなと、良くはわかりませんでした。
そうですか、よくわかりました。
困った時は相身互い、またいつか、自分にありがたく戻ってきたりするんですよね。
勝ち負けにこだわらず、完走するという精神が
カナダのコーチの心を動かしたのかも。。。
良い頃も悪いこともわが身に返ってくるのなら
良いことが帰ってきて欲しいですよね。
◆巡り巡って(正子さん)
正子さんの他人への思いやりや優しさはいつも拝見しています。
病気にも怪我にも負けず今あるのは
そんな正子さんの情がなせる業なのでしょうね。
勝っても負けても、毎日オリンピックに泣かされています。
◆金メダル(ブルーメさん)
勝利者の金メダルにも感動しますが
友情や助け合いの心にも金メダルの価値がありますね。
これぞオリンピック精神のような気がします。
高速道路での差し入れのニュースにも心が和みます。
◆あっぱれ(コスモスさん)
クロスカントリーという競技は
途中で人の手を借りて板を替えたり
ストックを替えることが許されるんだそうですよ。
順位より完走したいという気持ちが大切ですね。
二人にあっぱれを差し上げましょう♪
雪掻きによる腰痛を早く治してくださいね。
◆相身互い(吾亦紅さん)
カナダのコーチにとって、自分の奥様のチームが助けられたことも頭にあったのかも。。。
見ている人は、はじめはロシアチームのスタッフだと思ったそうです。
泣かせる話ですよね♪
競技、結果ばかりがさきにたち、このような「助け合う」心にふれ、スポーツ精神の素晴らしさに
心がなごみますね・・・
結果も大事ですが
勝敗にこだわらず完走を目指して頑張る姿と
助け合う精神に胸を打たれます。
今夜も真央ちゃんの応援で朝まで寝られません。