勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

任期満了

2010-05-24 06:33:12 | Weblog
 マンションの理事会の理事長になって一年が過ぎた。就任するや否や、次々と起こるマンション内の不祥事に煩わされた一年だったが、昨日の総会でその任期が満了となった。

 就任早々、役員の中国人女性との軋轢による辞任騒動にはじまり、子供の目の前でエレベーター内に数回に亘り落書きをする母親に呆れ、更には、数々の迷惑行為による男との対決では、何度も区の法律相談をはじめ、警察や弁護士との対応に明け暮れる日々だった。そのほかにも次々と問題が起こり、数え上げたらきりがない。

 中でも一番の問題は、50代も後半にはなっているだろう迷惑男の、深夜の大声や大音響による騒音からはじまり、食器類の屋外や通路への投げ捨て、エレベーター内での放尿、挙句の果てに、理事長である僕への嫌がらせなどなどは、身の危険さえ感じるものだった。

 実はこの男、今年の2月に逮捕されたのだ。管理人からの報告で、防犯カメラに映し出された映像は、数人の刑事と思しき男たちに囲まれて、手錠を掛けられていると思われる両手は布で隠され、腰縄を引かれ車に乗せられて行った。この逮捕劇、マンション内での迷惑行為によるものではなく、警察に問い合わせたが、管轄が違うという理由で罪状はわからずじまい。しばらく静かだったが、5月のはじめには戻ってきてしまった。今のところ問題は起こしていないが、あの男の事、いつ暴れ出すかわからない。

 他にも覚せい剤の不法所持により逮捕された男もいるが、このような住人のいるマンションでの理事会の長としての活動は、命がけといっても過言ではない。とりあえずは理事長の立場は離れるが、次期の一年間は顧問として残らなければならない。ひとまず責任ある立場からは離れるが、あの迷惑男の嫌がらせのターゲットが僕であることは変わらないだろう。これからも何事も起こらないことを願うばかりである。