勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

宮出し

2010-05-17 06:19:25 | Weblog
 浅草三社祭の最終日は、3基の本社神輿の宮出しから始まる。午前6時、境内では神輿の渡御が始まり、担ぎ手と見物客にとって最大の見せ場になる筈だった。しかし、浅草寺の改修工事により、狭くなった境内は入場規制が敷かれ、一般客はそれを見ることができない。


しかたなく柵の外で待つこと2時間あまり、3基の神輿が分散して浅草の街を練りはじめると、街中が熱気につつまれ、祭りは最高潮を迎える。
 

二宮の神輿が雷門前に差し掛かると、立錐の余地もない人人人の波。
 

例年にも増して警備が厳しく、警察の護送車が一列に並ぶ言問通りも、一宮の神輿と共に人の波がうねるように移動する。

爽やかな5月の風と初夏の陽射しが降りそそぐ中、担ぎ手の笑顔とパフォーマンスは、見る者も元気にしてくれる。

はじける若さ


はじける笑顔


輝く美貌

更に、祭りには一際豊かな個性が輝きを増す人もいる。

今年の肌絵は控えめに。。。


かなりの高齢とお見受けする、お揃いの赤いパンツがお似合いのカップルの、地味目なファッションの真似のできないおしゃれ心に脱帽


何故か裏道をひっそりと歩く寅さんも、祭りに誘われてお出ましか?


3日間に亘って行われた浅草三社祭は、賑わいと興奮を残して静かに暮れていった。