勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

紅葉日

2005-11-14 23:20:16 | Weblog
 春に桜の開花日があるように、秋にも紅葉日というのがあるそうだ。
ところがその紅葉前線に異変が起きているという。
地球温暖化に伴う気温の上昇により、各地でカエデやイチョウの色づく時期が年々遅くなっていて、温暖化が今後も続けば、秋の趣が消える恐れもあるという。

 紅葉日の観測は、標準木(毎年観測の対象にする木)を決めて、葉っぱの大部分(80%くらい)が紅(黄)葉した最初の日を紅(黄)葉日として発表するが、黄葉はイチョウ、紅葉はイロハモミジ(イロハカエデ)を対象としている。(朝日新聞より

 植物の葉が色づく仕組みは、最低気温が10度以下になると、緑の色素を持つ葉緑体が分解され始める。カエデやツタなどは代わりに赤い色素が作られ、イチョウやプラタナスはもともと葉にある黄色色素が強まるという。

 一昨日は東京にも木枯らし一号も吹き、冬の訪れを感じされる今日この頃だが、我が住まいの周辺では美しい紅葉を見ることは難しい。


       都心から離れた場所で見つけた小さな秋です

 ところで、カエデとモミジはどう違うのでしょう。
・・・・・答えは「同じ」。モミジは漢字で書くと紅葉。大辞林によると、モミジは「①秋の終りころ、木の葉が赤や黄色などに変わること、また色づいた葉。 ②イロハモミジおよびその近縁のカエデ類の別名」とある。つまり、モミジは本来紅葉する樹木全般を指すのだが、いつしか紅葉の代表格であるカエデの別称として使われている。特に紅葉が美しいイロハカエデが普通、モミジと呼ばれているのだそうです。

 美しいモミジの写真がこちら(ujimaroさんのブログ)にあります。
2005.11.14