The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
産学連携セミナー
05.10.06.
先日、大阪大学先端科学イノベーションセンター主催の産学連携(産学交流マッチングフェア)のセミナーに行って来ました。何故かしら、メルマガを見ていて 急に行きたくなったのです。
http://www.casi.osaka-u.ac.jp/
民間会社2,大学は主催者含めて3のパネラー参加でした。パネラーの共通した認識としては次のようなことがありました。
(1)組織は いずれの例も三層構造となっていて、①トップマネジメント②テーマのマネジメント③個別の研究部隊 で構成。
→②の実際的マネジメントでテーマのブラッシュアップやアセスメントによるステアリングが ポイント。
(2)限られた人脈の壁を開放し越える、大学側の若い人材の交流・発見のメリットがあった。
(3)実績が乏しく開発の値段の付け方が分からない。
(4)確かにこれまでは、日本の大学に依頼する開発の費用は欧米の大学の千万円単位に比べて百万円単位だったが、最近は変化してきて千万円単位が主流になっている。
(5)実際には産学連携に割ける部分は20%までと考えている。それを超えると本文の研究と教育ができない。
この動き、大学側の独立行政法人化、企業側の 膨大化する研究・開発費のスリム化、双方の要求のマッチング結果なので、今後 ますます発展するでしょう。
私の感想としては、大学のシーズをどう生かすかに走り過ぎている印象。パネラー参加された自動車会社が提起しておられた社会的なニーズ゛を 拾上げる方法についての議論がなかったのが残念という感想です。例えば マーケティングの手法の導入なども考慮してもよいのではないでしょうか。場合によってはコンプライアンスやモラルの問題も入って来るのではないでしょうか。問題を先取りする姿勢が 世界をリードすることに繋がるのではないでしょうか。理工系学部のみでの議論の限界かなぁと思いました。組織横断の掛け声も 文科系学部の参加が前提でしょうね。
アウトソーシングという考え方も 一般的になってきました。
このセミナーでは話はなかったのですが、“中小企業新事業活動促進法” があり、そこでは“2以上の経営資源の異なる中小企業”とこういった大学などの研究機関との連携を“新連携”と呼ぶようです。今や、官民挙げて、というか国立大学も 独立行政法人として半官になってしまうご時世では 民間総合力の結集により 日本の発展を中小企業の底上げから、しなければ ならない時代になったようです。この連携には プロジェクト・マネージャーの登場する場面があるようです。
http://www.smrj.go.jp/shinrenkei/about/index.html
先日、大阪大学先端科学イノベーションセンター主催の産学連携(産学交流マッチングフェア)のセミナーに行って来ました。何故かしら、メルマガを見ていて 急に行きたくなったのです。
http://www.casi.osaka-u.ac.jp/
民間会社2,大学は主催者含めて3のパネラー参加でした。パネラーの共通した認識としては次のようなことがありました。
(1)組織は いずれの例も三層構造となっていて、①トップマネジメント②テーマのマネジメント③個別の研究部隊 で構成。
→②の実際的マネジメントでテーマのブラッシュアップやアセスメントによるステアリングが ポイント。
(2)限られた人脈の壁を開放し越える、大学側の若い人材の交流・発見のメリットがあった。
(3)実績が乏しく開発の値段の付け方が分からない。
(4)確かにこれまでは、日本の大学に依頼する開発の費用は欧米の大学の千万円単位に比べて百万円単位だったが、最近は変化してきて千万円単位が主流になっている。
(5)実際には産学連携に割ける部分は20%までと考えている。それを超えると本文の研究と教育ができない。
この動き、大学側の独立行政法人化、企業側の 膨大化する研究・開発費のスリム化、双方の要求のマッチング結果なので、今後 ますます発展するでしょう。
私の感想としては、大学のシーズをどう生かすかに走り過ぎている印象。パネラー参加された自動車会社が提起しておられた社会的なニーズ゛を 拾上げる方法についての議論がなかったのが残念という感想です。例えば マーケティングの手法の導入なども考慮してもよいのではないでしょうか。場合によってはコンプライアンスやモラルの問題も入って来るのではないでしょうか。問題を先取りする姿勢が 世界をリードすることに繋がるのではないでしょうか。理工系学部のみでの議論の限界かなぁと思いました。組織横断の掛け声も 文科系学部の参加が前提でしょうね。
アウトソーシングという考え方も 一般的になってきました。
このセミナーでは話はなかったのですが、“中小企業新事業活動促進法” があり、そこでは“2以上の経営資源の異なる中小企業”とこういった大学などの研究機関との連携を“新連携”と呼ぶようです。今や、官民挙げて、というか国立大学も 独立行政法人として半官になってしまうご時世では 民間総合力の結集により 日本の発展を中小企業の底上げから、しなければ ならない時代になったようです。この連携には プロジェクト・マネージャーの登場する場面があるようです。
http://www.smrj.go.jp/shinrenkei/about/index.html
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