The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
最近の世相
なんとなく嫌な世相だ。
長崎での選挙中の候補者への襲撃事件。本当にウラミによる殺人か。
犯人の動機と事件勃発のタイミングが 素直に結びつかない、変な事件だ、と当初は思った。
強力な武器を持った 屈強そうな犯人が すぐに捕まってしまうのも奇妙な印象だった。
だが、犯人の特殊な個性による変な事件として見れば 大した問題ではないようにも見えるが、よく考えると 世の中の風潮を背景にしているような気もする。
先日の選挙で 投票を “分かり易い主張”の候補者にした という意見が多かったようだ。
“分かり易い”ことは本当に“良いこと”か?
現実は複雑で“分かり難い”ことは確かだ。だから候補者はできるだけ“分かり難い”現実を “分かり易い”主張で説明する責任はあるのは 確かだ。
だが、投票する側が“「分かり難い」”ことは「良い」”ことだと考えるのは 間違っている。
“分かり易い”主張の背景に どんな論理構成があるのか 見極める必要があるからだ。要するに どういう事実からどういう論理で導き出された主張なのかを知り、その本質を見抜く力が必要だが、投票者に それが無くなってきているような気がする。チョットした知的作業を面倒がる傾向にあるのではないか。
極端な話、政治的に最も“分かり易い”方法は 暴力による決着だ。これには“思考”は不要だ。そう考えれば“「分かり難い」ことは「良い」ことだ”ということは間違っていると思えるだろう。
また 今の世の中 “ジコチュウ”(自己中心的な人)が多くなって、昆虫脳の人(目前の現象に単純反応する人)ばかりが増殖しているような気がする。ガマンがなくなり、欲望がストレートに出てくる。街中(マチナカ)でのマナーが悪くなった。
ある学者が ワイマール共和国崩壊前の社会状況に似ていると言っていたように思う。
社会心理学的表現を借りれば、“認知的複雑性の低下”がはなはだしいと言うべきか。
このブログにも いびつな論理の変なコメントがあった。“ジコチュウ”コメントもあった。また来るかも知れない。
政府総務省も こういう大衆の機運に乗じてか ソロリとテレビ番組を規制しようとしている。
そういえば テレビの番組制作側も 低レベルで無責任なのも問題だ。
社会階層間に “インテリジェント・デバイド” なるものが生じていないか。
“北朝鮮のような社会は嫌だ”と誰もが 言いそうだが、潜在意識では誰もが それを願っているのではないのか、としか思えない。そんな世相になってきたような気がする。
春なのに 背筋が寒くなる 今日この頃なのです。

長崎での選挙中の候補者への襲撃事件。本当にウラミによる殺人か。
犯人の動機と事件勃発のタイミングが 素直に結びつかない、変な事件だ、と当初は思った。
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現実は複雑で“分かり難い”ことは確かだ。だから候補者はできるだけ“分かり難い”現実を “分かり易い”主張で説明する責任はあるのは 確かだ。
だが、投票する側が“「分かり難い」”ことは「良い」”ことだと考えるのは 間違っている。
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紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/blog001004/archives/50176640.html
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これからもよろしくお願いいたします^^
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