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中小企業における内部監査の独立性

ISO9001では8.2.2において“監査員は自らの仕事は監査しないこと。”としており、“監査のための指針”を規定したISO19011には これを受けて “特に中小規模の組織の場合は、独立性は、監査の対象となる活動に関する責任を負っていないことで実証することができる。”とコメントしています。
つまり中小企業では絶対的規模の問題があって、監査の独立性が 最初から確保できない場合が出てきます。この場合の問題を 一度ご紹介した“中小企業のためのISO9001何をなすべきか―ISO/TC176からの助言”では どう助言しているでしょうか。http://www.webstore.jsa.or.jp/lib/lib.asp?fn=/iso/iso05_08.htm
“このような場合は、監査員の役割を果たす管理者は事業運営に直接携わることから一歩下がって、監査について極めて客観的になるように試みることを勧める。”と、何を言っているのか さっぱり分かりませんね。でも、この程度しか言う台詞は無いのでしょうね。でも、監査には 独立性や客観性が無ければやっても無駄です。ここは一歩も譲れません。
上記の“ISO/TC176からの助言”では 引き続き“別のアプローチとしては、他の中小企業と協力して、内部監査を互いに実施し合うというものがある。”と幾分 牧歌的な雰囲気の説明。
さらに“地元の組織(例 商工会議所,品質コンサルタント会社,検査機関)に監査する力量があれば、そのようなところから独立した監査員の提供を受けることもできる。”とあります。やっぱり この辺が 落ち着きどころ、説得的・・・・言う事 無しですね。


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