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本郷和人・著“壬申の乱と関ヶ原の戦い”を読んで
今回は本郷和人・著“壬申の乱と関ヶ原の戦い”を紹介したい。まずこの本の紹介文に、“なぜ、この地だったのか/古代最大の内戦・壬申の乱、室町幕府を確立させた中世の戦闘・青野ヶ原の戦い、近世最大の会戦・関ヶ原の戦い。三つの戦いがいずれも同じ地(不破=青野ヶ原=関ヶ原)で行なわれたのはなぜか? また、その結果が歴史を大きく動かしたのはなぜなのか?”とある。これは確かに興味を引く課題だ。特に、古代最大の騒乱、壬申の乱や、南朝側の北畠顕家による北朝幕府軍への挑戦については、あまり歴史ドラマでは取り上げられないストーリーで、良く知らない部分が多いので、それも興味を持つ大きな要因だった。
しかし江戸期に入って関東側からの都への攻撃はあるはずがなく、関ヶ原の畿内防衛の拠点としての意義は無くなってしまった。戊辰戦争では西側から東側への攻勢となり、ここでの軍事的衝突は生じず、そのまま江戸城無血開城となった。明治以降の国民国家成立後は、この地の地政学的意義は全くなくなってしまった。
おそらく今後は、国内の東西対立よりも、東京1極集中を崩す各地からの反乱、攻撃が政治的原動力にならざるを得ないであろうし、そういうエネルギーがなければ日本の発展はあるまい。当面は沖縄に注目するべきかも知れない。 . . . 本文を読む
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京都・聖護院での“SDGs時代のCSRセミナー”に参加
“公益社団法人・京都モデルフォレスト協会”主催のCSR活動公開セミナー“SDGs時代のCSRと森林”があり、先々週開催されたので報告したい。実はその開催を7月の審査員研修会で知って、その場でスマホから参加申込をしたものだった。場所は、聖護院宗務本所2階仏間(京都市左京区聖護院中町15)という意外な所。参加費1,000円を特別拝観料として負担。次のような午後一杯のスケジュールだった。
○特別拝観:宸殿・本堂・一夜造御学問所・書院 (重要文化財)※グループ別で拝観
○講話:聖護院門跡門主 宮城泰年師(公益社団法人京都モデルフォレスト協会理事)
○基調講演:足立 直樹 氏(株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役)「自然資本を活かして、SDGsに貢献し、新しい価値を創る」
○事例発表:“株式会社島津製作所の取組” 同社経営統括室・小森 ひろ子 氏
○事例発表:“三共精機株式会社の取組” 同社代表取締役社長・石川 武 氏
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