CozyConer

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静かな尾瀬遠い空~♪

2005年06月18日 | 登山・ウォーキング
夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬...という有名な歌があるが、まだ夏というには早い梅雨時に尾瀬に行くことにした。京王観光の格安ツアーで、日帰りバスの旅だ。

集合場所の駅前は、何故かオバサンだらけだ。え?この連中と尾瀬にいくの?っていう位軽装な人が多い。んー?待てよ?そんなお気軽コースだったかな、と若干の不安を覚えつつバスを待つことにした。
しばらくすると2台の観光バス、1台は大型、もう1台は全長が短いタイプ。短い方のバスが尾瀬だった。オバサンたちは大型のバスに吸い込まれていく。あーよかった...

さて、尾瀬までの道のりは長い。関越自動車道の沼田ICまで2時間程かかっている。途中お弁当の配給があり、早起きをしたこともあり、少し早めの昼飯ということでさっさと車内で食べてしまった。ICを降りてから片品村を抜けて2時間位でようやく到着。全長の短いバス、という意味がここまで来ると良くわかる。とても道幅の狭い峠道を登るからだ。シーズン中はマイカー規制されていて、バスかタクシーでしか入れない。

さて、到着した場所は、群馬県側からアプローチということで鳩待峠だ。ここから約1時間、坂を下ると山の鼻と言う湿原入口に着く。ここまでのアプローチは下り坂なので比較的楽だが、小雨の影響で足元が滑りやすい。P1010243
慎重に下りて行くと、就学前の男の子に出会った。調度逆向きに坂を登っていたので「がんばれ~」と声をかけたら「もうがんばらんもん」とかなりご機嫌斜めであった...
この付近にも水芭蕉はあるが、もう時期的に終わっていたようだ。水芭蕉って時期が終わると葉っぱだらけになってしまうのだ。P1010253
可憐な花のイメージだが、もう草ぼうぼうって感じ。

山の鼻を過ぎると、いわゆる尾瀬らしいところ、に入ってくる。湿原の上を木道が整備されており、右側通行で歩く。尾瀬は群馬、新潟、福島にまたがっている日本最大の湿原で、その7割程が東京電力の敷地だそうだ。木道にもTEPCOマークが付いている。これをメンテナンスするのは大変だと思う。この辺りまで来ると、まだ水芭蕉らしい花が見られる。P1010257
高校時代に1度来たことがあるが、すっかり記憶も飛んでいたが、さすがにこの光景を目の当たりにすると思い出してきた。小雨も上がり、むしろ日差しまで射してきた。今回は日帰りで時間がタイトなため、あまりゆっくりできないのだが、それでも癒されるこの自然は大事にしなければならないと痛感する。背後にはまだ残雪残る至仏山があり、吹き降ろす風は冷たい。それでも歩き続けている体には心地よい風だ。P1010259
時間的に余裕はなかったのだが、とても空いているので一気にまわってしまうことにした。牛首分岐→竜宮十字路→ヨッピ橋→牛首分岐→山の鼻と駆け足でまわった。

行きは下り坂だが、帰りは当然上り坂だ。笑う膝にムチ打って一歩一歩踏みしめて登った。なんとか帰りの集合時間までは30分ほどの余裕を持ってゴールできた。駐車場には京王バスが待っている。なんか安心する瞬間だ。P1010286
今回案内してくれた京王観光の添乗員のお姉さんイチオシの花豆のジェラートアイスというのを食べてみた。甘すぎず小豆よりも香ばしい味は疲れた体には調度良い。

帰りも4時間程かかり集合した駅前で解散となった。何故か沖縄料理屋に入り、ビールで祝杯をあげたのだが、その旨いこと。本当は帰りのバスでぷしゅーっと飲みたかったのだが我慢したかいがあった。
また秋の紅葉とかに訪れてみたいと思った。それと今度は福島側から入って尾瀬沼も見てみたい。


衣替え?

2005年06月18日 | ペット
久しぶりの梅雨の晴れ間である。我が家のペット、オカヤドカリ達も夏の日差しを浴びて南国沖縄を思い出したのか、やんちゃな動きを繰り返している。水槽(ほとんど虫かご)の掃除をしてやり、しばらく日光浴と思って水槽をそのままにしておいた。

2時間程度かな、買い物か帰ってきてみると、なにやら不気味な物体が...P1010289

餌に与えたポップコーンを片付けるの忘れたかと思ってつまもうとした瞬間、ビクっとその物体は動いたのだ。


その物体の横にはさっきまで中に入っていたハズの貝殻が空で転がってる。さては脱皮してるのか!と興味津々で覗いてみた。通常外敵に襲われないように砂の中で行うのが大胆にも公衆の面前での脱皮だ。オカヤドカリはこうして脱皮を繰り返して大きくなっていく。

その間、やんちゃな連中は隔離だ。下手すると食べてしまいかねない。脱皮直後はまだ皮膚がやわらかくレア状態なのだ。きっと餌としてはうまい部類に入るだろう。どうせ仲間とも思ってないだろうし...P1010290

あとは無事に元の貝にもどってくれることを期待している。
がんばれ~ブッカ!(このヤドカリの名前)