活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

「法」を求める態度

2017年06月17日 | 道元禅師

修行をしている間は(修行に期間があってはなりませんが)

まず自分を忘れなければなりません。

 

一度自分の考えを捨てなければ、道元禅師のいう

「仏道をならうは自己をならうなり、自己をならうというは

自己をわするるなり」になりません。

 

考えと自分とは別のものではありません。

ですから、自分の考えを自分で忘れるのではありません。

 

「考えそれ自体」を忘れなければならないのです。

 

おシャカ様のお言葉も、歴代の覚者のお言葉もなかなか

頭に入らないということがあると思いますが、それでも

「法を求める態度」としてはそういうことが必要だと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。