悟りの道・迷いの道1 2017年11月13日 | 道元禅師 覚者曰く、「真を求ることを用いざれ、ただすべからく 見(けん)を息(や)むべし」と。 しかし、みんな「真実」を求めたいのではないでしょうか。 「真実」を求めたいから「修行」しているのではないでしょうか。 それなのに、「真を求めるな」とは随分無鉄砲なお示しです。 どうしてこのようなことを言うのかというと、私たち衆生が皆 「真(しん)」だからです。 「真」でないもの「真実」でないものは一つもないのです。 それを私たち衆生は知(識)らないのです。 « 求心9 | トップ | 悟りの道・迷いの道2 »
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