活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

差別(しゃべつ)について 7 随感

2016年02月02日 | 法理

・「差(しゃ)差異」のない立場において、「差(しゃ)差異」をつくり出さねば力を生み出すことは出来ませんし、発展することはありえません。

・ものの順序をわきまえなければ、悪平等になります。

・平等でなくてはなりませんが、差別(しゃべつ)なき平等は悪平等です。

 

・形式の中で和することは、その個々が差別(しゃべつ)されているからです。

・差別(しゃべつ)し、区別せられることは、その各々に共通する内質(平等)を持つからです。

 共通性の無いものは、差別(しゃべつ)し、区別することはできません。

 

・平等愛とは、差別愛(しゃべつあい)のことです。

・本当の平等は、差別(しゃべつ)の中にしかありません。

 

・法(道)は平等にして、因果(人)は差別(しゃべつ)です。

・差別(しゃべつ)と平等の故に、私たち衆生の生活が出来ているのです。

 

・お経は、差別(しゃべつ)と平等を説いているのです。


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