活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

活かして生きる道2

2021年08月04日 | 法理

「キリスト教、イスラム教、仏教」を世界三大宗教ということはよくご存じだと思いますが、今までキリスト教、イスラム教文化の中で育ってきた人は、「神」という「絶対」のものが存在して、それから離れられないようです。

 

どんなにしても「神の存在(神の領域)」というものが重くあるわけです。

 

現実に「絶対」というものがある以上、「絶対は人が作ったもの」だということに気が付けない現実があります。

 

しかし、その「絶対」は「人の考えで作った絶対」という事なのです。

 

そして、「善悪のない世界がある」ということを理解してもらいたいと思います。

 

「善悪のない世界」とは「今(今の事実、今の自己の様子)」です。

 

「自分でこれが善であるとか悪であるとか判断(認識)する以前の世界」ということです。

 

即ち「活かして生きる道(善悪のない世界がある)」ということです。


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