活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

仏教を考える 6. 仏教と「法(道)そのもの」

2015年04月22日 | 仏教
いくら「四十九年一字不説」の注釈により、仏教が自己完結的な存在となっても、「法(道)そのもの」が示されなければ、仏教は何の意味もありません。


仏教の教えに「法(道)そのもの」がなければ、仏教は単なる宗教、色空の思想を説くものとして、他の宗教と何等変わりないものになってしまいます。


そこで私達衆生は、「仏教」と「法(道)そのもの」との関係を正しい関連において、知る事が大切です。

【仏教は「法(道)そのもの」から出発したもの】であり、仏教は【「法(道)そのもの」の説明に過ぎない】という事です。


したがって内生的には「四十九年一字不説」があって、外的には「法(道)そのもの」があって、初めて成立しうるものである事を忘れてはいけません。





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