活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

衆生教化(しゅじょうきょうけ)2

2016年09月18日 | 仏教

自分自身はすでに、結果に至っているにもかかわらず、

経典等々を読み、自他の見(けん)を立てて迷い、

今の自分の様子を見て 「自分自身の法」 に気付くということは

とても不可能なことであると思い込んで、自ら究極に至る道を

捨ててしまう(断念する)というようなことが 「見聞(けんもん)」 される

ところです。

 

それではいけないということから、「仏祖の道」 を自分の道として

そういう教えに従って修行することにより

「自分とおシャカ様、あるいは歴代の覚者のお示しになるところの

“法”とは、寸分違わないものである」

ということを 「自分自身で実證」 していかなければなりません。


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