世界の人口が約八十億人くらい居るといわれています。
私たち衆生一人一人は八十億分の一人です。
かけがえのない自分ですから本当に「自分自身」に成らないといけないわけです。
「他人の為の私」であってはいけないのです。
このことは各人が徹底した「個」と言うものに成らない限りは、私たち宗教に
携わる者は、助けてあげたいと思っても助けてあげられないのです。
「徹底した個」というのは所謂「自分の主人公」です。
私たち衆生は「自分の主人公」はいつも自分の内にいるか絶えずそのことを
自分自身で点検していく必要があると思います。