「宗教」の「宗」という字には、根源とか、一番大事な事とか、
一番尊いことという意味があります。
従って、宇宙を含めて存在するすべての根源を見極める
(実相を見定める)ことが、洋の東西を問わず、「宗教」の
一番の大事です。
ですから、是非善悪や、好悪(こうお)という人間(にんげん)
の思考の上にたった追求では到底及ぶことは出来ません。
人でも宇宙でも存在するすべての根源が見極められない限りは
一切のものの実相はわかりません。
それを見つけ出すことが、いわゆる「宗教の教えの根本」という
ことです。