活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

「業」について4

2024年08月18日 | 法理

「覚者」は方便を駆使して輪廻転生を説き、「宿業、因縁」を唱え、「無明・業」からの脱皮を勧めるのです。

 

ここで注意しなくてはならないことは「善業」も「悪業」も共に自分を認めることから作り出されるものですから「善業」も「悪業」も両方とも持ってはいけないのです。

 

全ては「実相は無相」です。

 

「実相(ものの本質)」は「相(姿、形)」が無いものです。

 

即ち、「空」に帰するものです。