遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

思い出ガイド

2013年09月08日 | Weblog


 午後2時45分からのワンポイントガイドを担当。
下準備として観覧通路に長机をセットし、香典代わりに書いて頂いた「お別れノート」五冊を並べる。
その下にカラーコーン、穴の空いた大きなバケツ、ポリタンクなどを準備する。

 ミッキーの亡くなる前の様子や長生きして大往生だったこと、毛が緑だったわけ、日常何をどの位食べていたかの写真解説、ポリタンクを回して餌を取り出すことの意味(自分の力、知恵で餌を取り出す喜び・・)、その生き生きした姿などをお話しする。
狭い寝室より観覧通路が公平だろうと、その場でミッキーの「またきてね!」写真と消しゴムはんこ栞をお土産に手渡す。
その時の手を差し出す子供たちの情景に一気に一年前にタイムスリップさせられた自分がいた・・。

 つぎに裏に回って、階段を登り、獣舎を案内する。
動物舎の床は傾斜がついていて掃除し易く乾き易くなっていることなど現場ならではの豆知識を披露する。
それからiPadで生き生きしたミッキーの動画を観ていただき、出入り口を抜けてミッキーが歩いていた放飼場、飛込み台に実際立ってもらう。

 あるお母さんからミッキーとは何年の付き合いでした?動物と心が通じ合うものですか?と問われる。
・・(観覧通路の)階段を上がって来られるのが分かるみたいですね言われたことがあります・・と答える。

 ホッキョクグマの担当をすることになったのも運命の巡り合わせ、逢うべき時に出会い、いろんなことを教わった仲間でした。
・・ミッキー、ミニーがこのブログを読んでいることを信じつつ・・