遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

お手紙

2010年10月20日 | Weblog
こんにちは。
動物園の飼育係の○○です。
動物博士の発表会について思うことを書いてみます。

 インターネットで調べたことを発表するより、自分たちで疑問に思ったことを調べ、分かりやすく説明するほうが聞いている人も面白いと思います。
たとえばミッキーの大きさをはかる目安として、飛び込み台が2.5mあるので、そこをミッキーがくぐる時、その大きさがわかりますね。鼻先からお尻まで2.3mくらいでしょうか。
 □ プールのなかで立っているが、プールの深さがどの位なのだろうか?(・・1.6mありますから、立ったミッキーは2m50cm以上!?)
 □ どうして、毛が緑色に見えるのか?(・・毛は空洞になっていて、その中に藻がはいっているから・・)
 □ 毛が黄色ぽっく見えるのは?(・・藻と一緒に汚れがはいると黄色ぽっく見えるが、脂肪分が出ていて健康な証拠だともいわれる)
 □ どうしてあんなに体が大きいのか?(・・たとえば、湯飲みは大きいほうが冷めにくいので、寒いところにいる動物ほど、体が大きい)
  などなど・・

 飼育係の願いはたんとうする動物たちが生き生きしてくれることです。
そのためには、どんなことをしてやれるのか?
 プールの中に浮かんでいる丸太やカラーコーン、ポリタンクはミッキーのお気に入りのおもちゃです。
特にいま一生懸命に遊ぶのはポリタンクです。
あの中に好物のお肉を入れて、ロープを使ってゆっくりプールにおろすと、階段のところまで持っていき、座ります。
そして水を入れてポリタンクをクルクル回します、すると水といっしょにお肉が出てきます。
 頭いいですね!
手先を使い、頭をつかってお肉を出すしぐさは生き生きと見えて、ほほえましいものです。
 
 そこでみんなに考えてもらいたいのは、どうすればミッキーやリスザルたちが生き生きできるのか、いろんなアイデアを出してもらいたいです。
 たとえば、プールの中に生きた魚を入れる。
      雪を降らせる。
      それがだめなら、ちいさな氷をいっぱいしきつめる。
      プラスチックの固い大きなボールを入れる。
      冷たい風をおこす大きな扇風機をミッキーの届かないところにつける。
 リスザルでは・・
      ブランコを作る。
      ハンモックを作る。 
      シーソーを作る。
      竹に穴を開けてその中に好物の虫を入れる。
      などなど、楽しい遊びを考えてあげてください。