厳粛な別れがあり、うれしい出会いがある。
前向きに書き出していこうと思う。
廃棄寸前の自転車と出会い、「縁」を感じ、「復活」をお願いすることにする。
時々、ペダルが空回りする。そんな理由で、永く片隅に置いてあったらしく、程度はそれほど悪くない。それでもスポーク、タイヤを新しくし、ブレーキゴムも交換する。
味のある昔のタイヤはチューブを包み込むように巻き込み、リムに収まっている。
乗り心地、ポジションはこれぞ自転車だと叫びたくなるような、深さがある。
一年半で絶版になった原付バイク「ソロ」。
「一目ぼれ」して、夢見て、またまた縁あって、いま庭先に出番を待っている。
惚れた弱みか見飽きない。
道行く小学生の女の子が「あっ、自転車みたい」と言った。思わずニンマリ。
トコトコ走ってくれればそれでいい。
これから、どんな旅を夢見せさてくれるのか、楽しみだ・・。