たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

初詣・お伊勢参り NO,2

2015年01月03日 | 日記

2015年今年の元旦は寒かったですね。おまけに大晦日の夜美濃平野には雪が舞い、元旦の朝は7,8センチ積もっていていかにも正月らしい風情でした。知多市から二男が迎えに車で到着したのが約束時間の10時頃、仏壇にお参りし嫁が活けてくれた仏花の花瓶の水を取り換え、亡母に1年ぶりの挨拶をしました。お雑煮も何も要らないというので早々に準備を整え、今年の正月の留守居役、長男と中3の姪に3人分のお年玉をやりました。爺さんも張り込んで1万円づつを裸で手渡しました。

家を出たのは11時前、近くの墓地へ寄り墓参、風が強くてろうそくの灯がなかかな点きません。車は今年もナビ付、冬タイヤ装備も私の車で出かけました。東海北陸自動車道、岐阜各務原ICで高速に入り~一宮JCT~名神高速~名古屋都市高速一宮線~同、名二環~名古屋西ICへ。ここまでがチョコチョコ車線変更するのでナビがないと危険です。何か所も料金所をくぐるので、ETC装備車でないとまともに走れません。

昨年4月消費増税と併せ、激変緩和措置の高速料金ETC割引が廃止され打撃です。その代替措置の「ETCマイレージサービス」登録を9月にしていました。初めての利用です。どの程度の割引額かはよく分かりません。高速は空いていて一宮市では積雪は見当たりません。
名古屋西ICから東名阪自動車道~伊勢自動車道と軽快に走り、230キロくらい、2時半頃伊勢へ着きました。御在所SAでトイレ休憩もいつも同じです。珍しく電気自動車が給電していました。

内宮さんへ着いたのは3時半頃です。寒い曇り日でした。手水舎(てみずしゃ)でお浄めが冷たい。例年より参道はお参りが少ない。

五十鈴川御手洗場・体ごと浄める人もいるとか。

2千年の歴史を感じさせる玉砂利参道がつづきます。正殿(しょうでん)近くで高校入試を迎える中3の孫に学業成就のお守りを求めました。千円です。5年前大腸がん手術の後お参りして霊感あらたかでした。
写真撮影はここまでで、階段上は禁止です。「二礼二拍手一礼」の作法どおりに参拝しました。パンフには「二拝二拍手一拝」となっていて、二通りの表現があるようです。参拝が終わり、警護の黒マント制帽の衛士に「総理大臣は今年もお参りに来られるかね?」「来るでしょう。日にちは分かりませんが毎年恒例ですから・・」とこちらは敬語ではありませんでした。

わたしだけ御神酒を一献いただき志納は自由100円納めました。大ぶりの杯で美味しい。車に乗る頃ホカホカ効いてきました。宇治橋から帰途の五十鈴川下流も穏やかです。


初詣・お伊勢参り

2015年01月03日 | 日記


平成27年元日の五十鈴川は穏やかに静かに流れていました。
“国民(くにたみ)も常に心を洗はむ みなすそ川の清き流れに” 明治天皇
”日本がここに集まる初詣” 山口誓子(やまぐちせいし)

 

5年連続でお伊勢さんへ初詣でに行ってきました。昨年元旦は往路で四日市~亀山間の高速が渋滞し下道へ降りたため、時間切れになりお参りできませんでした。5年間の元旦に4度初詣という次第です。今年は高速もお伊勢さんも比較的空いていました。
お正月のお伊勢参りはどこにもない清々しさを毎回感じます。

正月の間は高速伊勢自動車道が入口の伊勢西IC、終点伊勢ICとも出口が閉鎖され、終点から連続する伊勢二見鳥羽ラインに入ります。
看板で県営サンアリーナの駐車場(伊勢。安土桃山文化村のそば)へ誘導されました。そこからパーク・アンド・バスライドでシャトルバスに乗り換え内宮さんへ向かいました。
駐車料金は1,000円でバス代は何人でも往復込の料金です。「らくらく伊勢もうで」をご覧ください。

内宮さん少し手前の市営宇治駐車場B4がバスの終点でした。道路横断の地下道をくぐるとおかげ横丁の出入り口で、通りは人、人、人の混雑振りで数百メートル続きます。古い歴史を感じさせる建物のみやげ物や飲食店がつづきます。


内宮さん正門前宇治橋横の案内所でパンフを貰いました。鳥居が昨年改築されたと新聞で読みましたので、「62回目の遷宮は平成25年だったのに、なぜ翌年に鳥居を建て替えるの・・」と受付のお姉さんに聞きました。「御社殿を支えていた”棟持ち柱”を再用するのでどうしても後になるのです」と答えられました。
社殿は「唯一神明造」(ゆいいつしんめいづくり)という神宮独特の建築様式。お米を納める倉を起源とし、礎石のない掘っ立て柱と萱(かや)屋根を特徴とする古代の建築様式。内宮さんは二十年に一度この社殿を新築し移し変える。これが遷宮、平成25年には第62回神宮式年遷宮が行われました。20年×62回=1240年つづきました。御神体は天孫降臨の時に天照大神から授けられた「八咫鏡」(やたの鏡)で三種の神器のひとつです。

宇治橋の前後に鳥居があります。鳥居を出入りする際、脱帽し正殿の方を向いて一礼して神域に入退場します。地元の人の作法を覚えました。