たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

初詣・お伊勢参り

2015年01月03日 | 日記


平成27年元日の五十鈴川は穏やかに静かに流れていました。
“国民(くにたみ)も常に心を洗はむ みなすそ川の清き流れに” 明治天皇
”日本がここに集まる初詣” 山口誓子(やまぐちせいし)

 

5年連続でお伊勢さんへ初詣でに行ってきました。昨年元旦は往路で四日市~亀山間の高速が渋滞し下道へ降りたため、時間切れになりお参りできませんでした。5年間の元旦に4度初詣という次第です。今年は高速もお伊勢さんも比較的空いていました。
お正月のお伊勢参りはどこにもない清々しさを毎回感じます。

正月の間は高速伊勢自動車道が入口の伊勢西IC、終点伊勢ICとも出口が閉鎖され、終点から連続する伊勢二見鳥羽ラインに入ります。
看板で県営サンアリーナの駐車場(伊勢。安土桃山文化村のそば)へ誘導されました。そこからパーク・アンド・バスライドでシャトルバスに乗り換え内宮さんへ向かいました。
駐車料金は1,000円でバス代は何人でも往復込の料金です。「らくらく伊勢もうで」をご覧ください。

内宮さん少し手前の市営宇治駐車場B4がバスの終点でした。道路横断の地下道をくぐるとおかげ横丁の出入り口で、通りは人、人、人の混雑振りで数百メートル続きます。古い歴史を感じさせる建物のみやげ物や飲食店がつづきます。


内宮さん正門前宇治橋横の案内所でパンフを貰いました。鳥居が昨年改築されたと新聞で読みましたので、「62回目の遷宮は平成25年だったのに、なぜ翌年に鳥居を建て替えるの・・」と受付のお姉さんに聞きました。「御社殿を支えていた”棟持ち柱”を再用するのでどうしても後になるのです」と答えられました。
社殿は「唯一神明造」(ゆいいつしんめいづくり)という神宮独特の建築様式。お米を納める倉を起源とし、礎石のない掘っ立て柱と萱(かや)屋根を特徴とする古代の建築様式。内宮さんは二十年に一度この社殿を新築し移し変える。これが遷宮、平成25年には第62回神宮式年遷宮が行われました。20年×62回=1240年つづきました。御神体は天孫降臨の時に天照大神から授けられた「八咫鏡」(やたの鏡)で三種の神器のひとつです。

宇治橋の前後に鳥居があります。鳥居を出入りする際、脱帽し正殿の方を向いて一礼して神域に入退場します。地元の人の作法を覚えました。


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