9月11日の今日は震災2年半の日かぁ、わたしは定期CT検査予約日でした。
予約時間を勘違いして1時間近く遅れて行きました。老人病が出るようになって、昨日のゴルフ場でもロッカーのカギをハウス内で落として、お客さんが拾ってフロントへ届けられたと、従業員が2階食堂へ持ってきてくれたし、後2つほど勘違いやミスをしました。
造影CT検査は半年毎の直腸切除の定期検診で後半年で5年です。CTは合併症や検査に伴う偶発性、禁忌などの説明を半年前に受け同意書にサインをしています。
その写しと注意書を渡されるので、その2枚を朝確認し持参して医師と看護師に、朝食は絶食して来ましたと伝えました。
昨年10月に甲状腺を片方取ったこと、最近、唇におできが見つかり、口腔外科で先週初診を受けたことなど伝えると、電子カルテで看護師が「確認しています」と、しっかりしていました。
前処置で腕の静脈に注射針を刺すのに、静脈が浮いていないので苦労かけます。最初は左腕にお願いしましたが上手く入らず、右腕にもう一回、採血の場合と造影剤の注入の場合とは、刺す場所が違うのだとはじめて聞きました。
放射線を遮断する密閉された部屋に導かれ、仰向けに寝て、手に刺された注射器とチューブを握り両腕を万歳し、筒の中に入って準備OKです。
「胸腹骨盤読 単純+造影CT」の開始です。造影剤を注射器に入れ全身に薬が回る瞬間が医師や撮影技師、看護師が緊張するようです。「大丈夫ですか、体が熱くなって来ましたか、気分が悪くないですか」と、確認されます。一瞬の内に体中が熱くなります。
終わりました。寝台をふらふら降り、注射針を握って密閉された部屋を出て、控え室で注射針を抜く最後の工程をやって貰います。
入室から退室まで、医師か技師と思える若い女性と看護士さんが診てくれました。親せきの女の子がレントゲン技師養成の短大へ行っていること、授業料が年間150万円などと雑談して、どこの学校か聞かれたので答え、
「あなたもそういう学校を出たのですか?」
「いえ、わたしは一応岐大です」、
「あら、岐大にもレントゲン技師の教程がありますの?」
「いえ、わたしは一応医師です」
「アラまあ失礼、秀才中の秀才なのだ。失礼しました。研修中ですか」
「そうです」
「専門分野を決めたのですか」
「いえ、まだです」
などと、岐大付属で甲状腺を取った先生のことなど話しました。そういえば大学病院のエレベーター内でも、オペ(手術室)看護師と間違えて話しかけた女性が研修医の二人だった。
白い上っ張りの上衣ではなく、今日の医師もオペ看護師が着るようなユニフォームで濃紺の颯爽とした姿でした。
入室から注射とこの若い女性医師が面倒見てくれたのです。こんな若い美人の医師が最近増えてきているし、美人にはつい雑談を仕掛ける悪いクセがまた出ました。
その足で先週採血された腫瘍マーカーの結果を聞きに開業医に行きました。異常ありません。
夕方は歯科医へ、3回目の神経を抜いた後の治療で、抜いた跡に針を刺したままレントゲンを撮りました。神経は根元は2本で、表面で4本に枝分かれしているとのこと。壁にすこし神経の残骸が残っていれ「ピリッ」と、麻酔を使い綺麗にされました。
今日の治療費、CT検査2,890円、腫瘍マーカー結果診察(総合病院の返事、文書料込み)600円、歯科は30分以上の濃厚治療で130円、歯科は安すぎて採算は取れないだろうと同情しました。受付の姉さんも苦しいと言われました。
1割負担で助かりますが、2割とか3割負担では大変でしょう。