たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

設計思想

2013年09月03日 | その他

カネボウ美白化粧品の被害者は8700人の被害者が確認できたと発表した。ひどい製品を顧客に売りつけたものだ。まだどれだけ被害拡大するかわからない。
NHKクローズアップ現代でも特集した。細胞破壊され肌がまだらに白くなった被害者の肌は元に戻せないだろう。
親会社の花王は100億円の損失とかいっているが、金額の問題ではない。無責任極まる。カネボウは過去にも粉飾決算で倒産し、花王が化粧品部門を買収したブラック企業の代表だ。

トイレの天井につけている、ナショナル照明器具「白熱灯ダウンライト」(一般屋内用)NL77400・NL77400)のミニ電球が切れて、豪雨の中を電器量販店に球を買いに行った。
切れた電球を持参して店員に選んでもらった。ところが帰宅して危ない脚立に立ち、球をねじ込もうとしても、どうしても入らない。デザイン優先の商品で底を絞ったお椀を伏せた形で、狭い所に口金が横に付いている。外すのも指が入らない、取り付けも口金に合わせて球を捻じ込むことができない。
量販店に電話し口金が合っているか、引き取ってくれた古電球と買ってきた新品が、適合しているのか問い合わせた。電話に出た女性店員は機転の利かない応対なので怒鳴ったが、後で電話して貰ったら、適合品で間違いないという。

10年ほど前に新築した電気請負施工業者に電話したが、またも誠意の無い応対に怒鳴った。少し経って社長が電話してきたので、「こんな有様では永久に困る、業者責任で簡単に下から捻じ込める製品に取り替えよ、3ヶ月ほど前も器具への電線の取り付けが接触不良で電気がつかず、3千円も足代を払った」と、怒鳴った。
やがて下請けの老夫婦の二人が来て、「利き手の親指と人差し指で摘んでネジってくれ」、「私の指も大きく入らないので、このまた下のサイズは女房にネジって貰っている。困った製品だ」と嘆いた。
電気施工業者社長とこの家を設計した、県建築設計士協会会長とか自称する頑固馬鹿親父と、馬鹿げたデザイン優先の図面しか書けない馬鹿息子の設計事務所と協議して、どちらかの費用負担で器具を取り替えよと伝えてと言っておいた。

ナショナル・松下電工(パナソニック)をネットで調べ、苦情電話して設計思想はどうなっているのか、一度高い天井につけた電球を取替え体験して実証してみよと、怒鳴った。言葉だけは丁重に謝るが、パナソニックも誠意は全く感じられない。

新型ロケット「イプシロン」打ち上げは、3,2,1,0!あれ!で、宇宙航空研究開発機構は世界に大恥を掻いた。
中日春秋はロシアで、展示してある宇宙船に乗った体験を書いていた。中に入ると装備はおそろしく古色蒼然としていて、計器盤も地球儀のようなジャイロコンパスを装備していた。後に専門家の話では「古い装備ほど何十年もの研究・実証実験・実績で100%の安全性が確認された装備なのだと」の説明に納得したそうだ。

とにかく二世代に亘って毎日を過ごす家作りは自己満足の権化・建築設計士なるものに作らせてはならない。350万円もの設計料を取り、いいように遊ばれるだけ。見て歩いた同じ手になる家の主婦は「わが家の家作りは失敗でした」とのコメントばかりだったことを思い出した。