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2012年の世界情勢はどうなるか。
このごろよく質問される。
自分で考えればいいのにと思うが、私なりに解釈すると以下のとおり。
1. 日本は絶頂を過ぎてやや落ち目に入ったと思われているが、円高が止まらない。
これは他の国から見た日本の通信簿である。
すなわち日本は大丈夫。
2. 中国の膨張。
経済成長が一桁に落ちて、経済バブルは峠を過ぎた。
人口が多いのでマンパワーはあるが他の要素が薄すぎる。
長期的には連邦制への移行が見込まれるが、アジアの大国にとどまる。
3. アメリカは太平洋を隔てて中国とホールド(対峙)している。
ヨーロッパを含む西側の大国であり続けることは確か。
東アジアでは今主張する力を維持できるか微妙。
4. ユーロは崖っぷち。
カギを握るのはドイツだが、ユーロよりドイツ自国を優先。
ユーロ債にドイツは入らないよと明言した。
5. 日本のリーダー待望論について
誰かが救ってくれる時代は終わり。ひとりでも自分から新しく始めるべきである。
松下政経塾の五つの誓い(五誓)、第二番目にこう記されている。
一、自主自立の事
他を頼り人をあてにしていては事は進まない。自らの力で、自らの足で歩いてこそ
他の共鳴も得られ、知恵も力も集まって良き成果がもたらされる。
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