河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-612

2013年04月21日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-6

事業を堅実に伸ばすには、技術や経営ノウハウの獲得と発揮以前に、
本人の心や精神の安定が必要になる。

歴史的に見れば、国家が不安定にならぬよう、国家公務員や地方
公務員の給与は、急激に増減しないように設計されたことが思い
浮かぶ。

民間人も道楽で生きるのではなく、継続的に働いて収入を得たい、
いい仕事がしたい、という欲求の根底には精神の安定が必要だ。

ところが、会社や役所で働いているあいだはいいが、何らかの理由
で独立を果たすと、この精神の安定が著しく揺さぶられる。

どんな感じかというと、

「闇夜の中の宇宙遊泳」
または
「終点のない降りのエレベーター」
という言葉がぴったりだ。

私も39歳の頃にこの状態になったが、良きアドバイスで立ち直れた。

起業したての頃は、特に孤独感に襲われる。
仕事や世間の情報から隔離された状態になるからだ。
もう一つは売上が上がらない焦りという精神の乱れがある。

どちらもなかなか辛いものだが、誰でもが遠った道だとわかれば少しでも
落ち着きを取り戻せる。
自分ひとりではない、と気づき再出発発をすること自体が大切なのだ。
このような体験は地味でマイナーだが、そこを通過した人は一枚強くなれる。

孤独な仕事環境を克服するため、IT会社では社員が手をつないで踊ったり、
車座になって話し合うといった光景がTVを賑わせた。

1990年頃の話である。

人間は本来孤独には弱い。
そこでワイガヤのできる仲間が必要になるというわけだ。

例えば、三鷹SOHO倶楽部では毎週水曜日のランチに自由に集まったメン
バーが、自由に話をしながらランチを楽しむ。
開始から13年目に入ったから、既に600回以上継続されていることになる。

会って、話し合い、ランチを一緒にしているだけで良いのである。

「ランチョンミーティングに来ると元気になる」
という人が実際にいらしゃる。
だから、あなたも試しに始めてみたらどうだろうか。

それとも何かが始まるまで、今までどおり待っていますか。
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