このごろは、老いも若きも評論家のような人ばかりで、自分を表現するような作品を作らない。
無いのだから、もちろん見せられない。
作品には「自分」が出るから、「自分」を磨くにはなかなか良い機会なのにと思うが。
たまに批判されるのを恐れているのようにも思える。
芸術、美術系の人。
理工系の人。
この人たちはいやでも作らないと卒業できないから、その意味ではいい経験を積んでいるはず。
それ以外の人は、まあ、やらない。
さて、変な話を言うと「作品」をつくると元気になるという事である。
「作品療法」という意味だととってもらってもいい。
書類仕事や人間関係の調整ばかりしていると、脳みそを含む心体バランスが著しく狂う。
そこで「作品」を作ってバランスを取り戻すのがいいのである。
万華鏡でもいい、プラモデルでもいい。
何でもいいから作っていると元気になる効用がある。
もう一度フレッシュな目で世間を眺めると、何かを作っている人はいつまでも元気である。
痴呆症を怖がるより、好きなものを作ったほうが良い、というのが高齢長寿化社会への答えではないか。
作品をプレゼントすれば喜ばれるし、ものすごく出来がよければ売ることもできる。
今一度自分の日常を振り返ると、こんな機会が散在している事に気がつく。
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