河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-610

2013年04月11日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-4

あなたの「ウリ」は差別化の基本要件である。
工業化の時代は「個性」より「みんなと同じ」が大切だった。
だから同じような教育を受けて、その中での優劣を争ったのである。

しかしその時代の生産物は発展途上国に取って代わられた。
かつて日本が歩んできた道である。

先進国、成熟国になった日本人が欲しいもの、つまり買うのは、もはや
・生活に必要なもの、衣食住関連と
・ほかに売っていないもの

だけしかない。

「欲しいものは特にありません」
という日本人だらけになって、みんなと同じものは安くなければ売れなく
なったのである。

これを精神面から考えてみよう。
日本人にハングリーさがなくなったという。
なるほど草食系なる男子が多いことも確かだ。

しかし、子供の頃から偏差値教育で縛られてきた子供にハングリー精神が伴う
わけがない。
そもそもハングリー精神は野生児が持っているものである。

しかし、そんな彼らにも新たなハングリー精神がある。
それは「自分らしく生きること」に対するハングリー精神なのである。
これはすごい。
若い人よりシニア世代を見ている方がわかりやすいのではないか。

ともかく、自分らしさのカラに閉じこもることなく、それを出せるかどうかが
勝負だ。
デザイナーなどは早くからそれをやっている。
そのチャレンジスピリットがホワイトカラーにまで求められる時代になった。
ただしこれはとても厳しい時代ではある。

でも、もう時は待ってくれない。

自己表現を仕事の土俵で上手に行えるかどうか。
ここが問われている。

事業を堅実に伸ばす基礎は過去の経験値と、自分と他人の違いそのもの。
プラス考え方だ。
それらと時代の重なる部分が、あなたの事業領域なのだと考えたら分かりやすい。
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