スーパーに買い出しに行く途中で
タイ料理屋を見つけ、スーパーをやめにして
夕食はビールとトムヤムクンに変更。
ホテルの部屋に戻るのが遅くなりました。
レポートしたいことはたくさんあるけど、
明日がキウイたちのビッグデイになったら、
そのまま夜はビッグパーティーになるのだろうし、
そうなったら、それになだれ込むのが礼儀というものだろうし、
だとすれば、それに備えて睡眠もとっておかねばならん。
もうすぐ午後10時。おいらとしては、もう寝たい。
その前に、今朝見たことの報告をひとつだけ。
オラクルの話題は
これから先、出る機会が少なくなると思うので
今のうちにオラクルの話題を。
スピットヒルが握るステアリングホイールが、
艇の正面を向いていないことに気づいている人たちは
たくさんいると思います。
では、正面じゃないのなら、
あのホイールは、一体どこを向いているのか。
日本にいるときに動画や静止画を見ながら、
それがとても気になっていたので、
今朝は、それについて調べてきました。
調べて、それが意味があることかどうなのかは
いまのワタクシには分かりません。
うーん、艇が風に振られているので、
なかなかホイールの真後ろに入れない。
ワタクシごとですが、
私は全長110フィートのレーシング・トライマランに乗って
サンフランシスコから横浜までの
太平洋横断スピード記録に挑戦したことがあります。
そのときのフランス人スキッパーに、
「艇のステアリングができない奴は降りてもらう。
サンディエゴからサンフランシスコまでの回航航海の間に腕前をテストする」
と言われました。
ワタクシは、モノハル艇では、大型艇であっても
少々腕に覚えがありましたので、
なんくるないさー、見とってよー、なんて考えておりました。
そのトライマランは、外洋レーシング艇で、
ホイールの前にハードドジャーがあり、
ぶっといウイングマストがあり、
ヘルムスマンからは、
自分が乗っているセンターハルの船首は
まったく見えません。
なので、ステアリングは左右のアウトリガーの船首を見ながら、
になります。
それぞれのアウトリガーは左右に30メートルほど離れています。
そしたらですね、なんとですね、
サンディエゴの桟橋を離れて、
機走であの水路を走って、
までは良かったんですが、
水路から外洋に出て、まわりの目標物がなくなると、
まったくの無風だったというせいもあるんですが、
機走なのに、艇をまっすぐ走らせられなかったんです!
サンディエゴからサンフランシスコまでの
500海里強のあいだにコツをつかんで、
サンフランシスコに着くまでには、
目標物なしに、セーリングでも
ステアリングできるようになりましたが、
そのコツをつかむまでは、人知れずひそかに泣きました。
大型マルチハルのステアリングの難しさを、
初めて知ったことでした。
ということで、
その話と繋がるかどうかは微妙ですが、
スピットヒルは艇のどこに向いてステアリングして
いるのか。
これが恐らくこれが、ホイールを真後ろから撮ったアングル。
ワタクシの目と、ホイールを結ぶ線の延長線上にあるものは!
なるほど、と言うべきか。
やはり、と言うべきか、
オラクルのステアリングホイールは、
ウイングを前方向に支えるフォアステイ方向を向いているようです。
そのステイには、ジブが貼られます。
そうかなるほど、と、モノハルのレース艇のヘルムスマンも
納得するのではないでしょうか。
ステアリングしているときの視線の基本線はその辺りにあって、
そこを軸に、風上の海面を見たり、
マストの計器を見たり、しますよね。
スピットヒルと親しい人は、
次に会ったときに聞いてみて、あとで教えて下さい。
理由は、それで合っているのか。
では、レポートがレースまでまったく行き着きませんでしたが、
今日はもう寝ます。
スミマセン。
本日の第11レースも、とてもいいレースでした。
キウイたちは、緊張を強いられる中、
とても落ち着いて試合に集中していました。
今の彼らに付け入る隙を見つけるのは、
相当難しそうだと思ったことでした。
タイ料理屋を見つけ、スーパーをやめにして
夕食はビールとトムヤムクンに変更。
ホテルの部屋に戻るのが遅くなりました。
レポートしたいことはたくさんあるけど、
明日がキウイたちのビッグデイになったら、
そのまま夜はビッグパーティーになるのだろうし、
そうなったら、それになだれ込むのが礼儀というものだろうし、
だとすれば、それに備えて睡眠もとっておかねばならん。
もうすぐ午後10時。おいらとしては、もう寝たい。
その前に、今朝見たことの報告をひとつだけ。
オラクルの話題は
これから先、出る機会が少なくなると思うので
今のうちにオラクルの話題を。
スピットヒルが握るステアリングホイールが、
艇の正面を向いていないことに気づいている人たちは
たくさんいると思います。
では、正面じゃないのなら、
あのホイールは、一体どこを向いているのか。
日本にいるときに動画や静止画を見ながら、
それがとても気になっていたので、
今朝は、それについて調べてきました。
調べて、それが意味があることかどうなのかは
いまのワタクシには分かりません。
うーん、艇が風に振られているので、
なかなかホイールの真後ろに入れない。
ワタクシごとですが、
私は全長110フィートのレーシング・トライマランに乗って
サンフランシスコから横浜までの
太平洋横断スピード記録に挑戦したことがあります。
そのときのフランス人スキッパーに、
「艇のステアリングができない奴は降りてもらう。
サンディエゴからサンフランシスコまでの回航航海の間に腕前をテストする」
と言われました。
ワタクシは、モノハル艇では、大型艇であっても
少々腕に覚えがありましたので、
なんくるないさー、見とってよー、なんて考えておりました。
そのトライマランは、外洋レーシング艇で、
ホイールの前にハードドジャーがあり、
ぶっといウイングマストがあり、
ヘルムスマンからは、
自分が乗っているセンターハルの船首は
まったく見えません。
なので、ステアリングは左右のアウトリガーの船首を見ながら、
になります。
それぞれのアウトリガーは左右に30メートルほど離れています。
そしたらですね、なんとですね、
サンディエゴの桟橋を離れて、
機走であの水路を走って、
までは良かったんですが、
水路から外洋に出て、まわりの目標物がなくなると、
まったくの無風だったというせいもあるんですが、
機走なのに、艇をまっすぐ走らせられなかったんです!
サンディエゴからサンフランシスコまでの
500海里強のあいだにコツをつかんで、
サンフランシスコに着くまでには、
目標物なしに、セーリングでも
ステアリングできるようになりましたが、
そのコツをつかむまでは、人知れずひそかに泣きました。
大型マルチハルのステアリングの難しさを、
初めて知ったことでした。
ということで、
その話と繋がるかどうかは微妙ですが、
スピットヒルは艇のどこに向いてステアリングして
いるのか。
これが恐らくこれが、ホイールを真後ろから撮ったアングル。
ワタクシの目と、ホイールを結ぶ線の延長線上にあるものは!
なるほど、と言うべきか。
やはり、と言うべきか、
オラクルのステアリングホイールは、
ウイングを前方向に支えるフォアステイ方向を向いているようです。
そのステイには、ジブが貼られます。
そうかなるほど、と、モノハルのレース艇のヘルムスマンも
納得するのではないでしょうか。
ステアリングしているときの視線の基本線はその辺りにあって、
そこを軸に、風上の海面を見たり、
マストの計器を見たり、しますよね。
スピットヒルと親しい人は、
次に会ったときに聞いてみて、あとで教えて下さい。
理由は、それで合っているのか。
では、レポートがレースまでまったく行き着きませんでしたが、
今日はもう寝ます。
スミマセン。
本日の第11レースも、とてもいいレースでした。
キウイたちは、緊張を強いられる中、
とても落ち着いて試合に集中していました。
今の彼らに付け入る隙を見つけるのは、
相当難しそうだと思ったことでした。