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映画好き、円柱野郎のブログです

「ガンダムUC」のコメンタリー、BD-LIVEで配信中

2010年04月24日 22時41分10秒 | 映画(雑記)
今日は当ブログの開設から1800日だそうです。
年末には2000日になるのか。
そういう数字で考えると感慨深いですね。


ここ最近、BDのことを書くことが増えた気がするけど、今日もBDの話題。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [Blu-ray]

今年の3月12日に発売された「機動戦士ガンダムUC」の1巻ですが、先日BD-LIVEの追加コンテンツとして制作スタッフのオーディオコメンタリーが追加されたので、早速聴いてみました。
出演は、古橋一浩(監督)、福井晴敏(ストーリー)、むとうやすゆき(脚本)、小倉信也(設定考証)、小形尚弘(プロデューサー)の5名。


「ここはもっとカットを積まないと伝わらないよなあ」とか、
「(ギラ・ズールとジェガンの戦闘で、)あそこにちゃんと民間船が映ってるんだよね」とか。
「ムサイに寄りすぎて気付かれなかった」「これ見よがしより良いんじゃない?」や、
「これはゼータへのオマージュでしょ?」「そんなの考えてなかったよ、っていうかそんな意味不明なオマージュ入れねーよ」とかも。
そんな感じでオーディオコメンタリーというのはスタッフ達の反省とか意見とかを聴けるのが良いね。

個人的には“演出意図”という作品作りそのものの考え方が聞けたのがすごく勉強になったかな。
「リディの最初の台詞は『ガンダム』にしたかったので1巻では泣く泣く台詞を切った」というのはこだわりであるし、
バナージとオードリーを早く一緒に行動させるために、いかに展開させるかは小説の時から大変だった…などの苦労も聴ける。
人工太陽やコロニー拡張の設定を、制作者達が意外とよく分からずに作っていたところにはビックリだが。
福井さんなんて「なんでインダストリアル7を密閉型にしたの?」なんて言って「あんたが書いたんだろ」とつっこまれる始末w

話が進むとそのうち冗談が出てくる様になって、カーディアスの心の声を勝手に作ったりしていたのも面白い。
学生リストを表示させたカーディアスに対して『バナージ、かわいいよバナージ』とかw


こんな具合に大変興味深いオーディオコメンタリーだったけど、これが追加配信のコンテンツというところがBDならではの機能なんですな。
俺はこれまであんまりBD-LIVEには関心がなかったんだけど、こういった具合に後から特典が増やせるというのはBDならではの強みであることを実感しました。
DVDには後で特典を追加するなんて出来ないからね。
もちろんコンテンツ自体が面白いものでなければ意味がないけど、予告編のような追加映像だけでなく、このオーディオコメンタリーの様な追加副音声まで扱えるというのは良い仕掛けだと思う次第。

次回、5月分の配信も楽しみです。
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