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映画好き、円柱野郎のブログです

「FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN」を観ました

2005年09月14日 23時48分36秒 | 映画(感想)
「FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN」(以下、「AC」)DVD、本日発売日!

まあ巷では前日発売とかしてるんやろうけど、俺はいつもの通り通販で買ったんで、今日手元に届いたわけです。
今日は会社では仕事が降って沸いたりして大変やったけど、何とかのらりくらりと回避して早く帰ってきましたw
もちろんこのDVDを観るためにね。

この作品は劇場公開はされてないんやけど、今年のヴェネチア国際映画祭では上映もされたし、まあ、“映画”と呼んでも良いのかな?


感想は、一言で言えば
「FFⅦファンのために描かれた後日談。
それ以上でもそれ以下でもない。」
というのが正直なところ。

俺にとって「FFⅦ」は初めてプレイした「ファイナルファンタジー」シリーズやったし、通常版もインターナショナルも何回もこすくらい熱中したゲーム。
思い入れは結構ある方なんで、「AC」は素直に楽しめた。
特に当時のムービーをリニューアルして再現した場面なんかは、なかなか感動(?w)したりして。

でもやっぱり「FFⅦ」をプレイしてない人にはついてこれない世界やと思う。
オープニングに軽く説明ぽく有るには有るけど、ゲームをやった上でクラウドとセフィロスの関係とか、ジェノバが何者なのかとかが分かってないと、話の根幹は“?”のまま作品は進行していくやろう。
やっぱりそういう意味で、これは単体の映像作品じゃなくて、あくまでゲーム「FFⅦ」の続編ということになるかなあ。


フルCGムービーは難しい。
特にリアルな人間は。
昔何かで読んだけど「最近のゲームは映画になりたがっている(が、まだなれない)」という記事があった。
ちょうど「FFX」のころかなあ?
スクウェアがCG映画「ファイナルファンタジー」を作って大コケする直前の頃か。
やはり生身の人間をCGで描こうしても、まだどこか生々しさはなくて、人の目には“人形”ぽく見えてしまう。

「AC」もはっきり言って人間はまだ人形に見える。
やはり独特の生々しさは難しい。
でもそれをリアルと受け取れるのは、「FFⅦ」という“ゲーム”の延長線にある映像だからやろう。
元々実写のものをCGで再現しているのではなく、ゲームムービーだったものをよりリアルに描いていると受け取る。
そういう風に頭の中でアプローチが変わると、映像に対する感覚が劇的に変化する。

「すげームービーだ!」

これはゲームムービーに対する最高の賛辞だとしても、「すごい映画だ」という評価じゃない。
そのあたりは悲しくもあるが。


とはいえ、「AC」は頑張った!
「FFⅦ」の続編やった!!
ルードとレノ、いいねえ。
ルードが何気にすごく良い味が出てるw

個人的にはヴィンセントがすごいハマる。
なんか分からんが、渋いぞ、格好いいぞ!w
ゲームの時からお気に入りのキャラやったけど、「AC」でもバッチリ。
次はヴィンセントが主人公のゲームも出るし、楽しみにしとこう。

終盤のバトルは圧巻。
CGムービーのアドバンテージを最大限に生かした縦横無尽のアクション。
…まあ正直前半からずっとアクションが有りまくるんで、どんどんインフレーションを起こした感もなくはないけど…。
まあ、ハデで良いかw
あのクラウドの決め技(超究武神覇斬?)、あんな技があるのをすっかり忘れてたわ。

ちょっと気になるのは、全体的にキャラが美形ばっかりなのと、バハムートのデザインが「FFⅦ」ぽくなかったことかなあ?

美形ばっかりなのは、ねらった客層が…?


全体的には、「FFⅦ」の続編として俺の期待には応えてくれたね。
結構満足です。
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