今日は皆既月食の日。
前回日本で見えた皆既月食は2021年05月26日(この時は月出帯食)だったので1年半ぶりかな。
実際には日食よりも月食のほうが珍しい天体現象ではあるものの、観測エリアが大きいおかげで月食は「ついこないだもあった気がするけどまた見えるんやね」くらいに感覚になってしまっているというのが正直なところ。
でも今回は皆既月食と惑星食(天王星)が同時に起きるというレアケース。
前回この天体ショーを日本で観測できたのは1580年7月26日の土星食だったというのだから、422年ぶりというわけです。
(そして次回の皆既月食と惑星食が同時に起きるのは2344年7月26日の土星食で、もう絶対に自分の目では観られませんw)
となればせっかく今この時に生きているのに見逃すなんてもったいない。
ぜひとも観察しておかねばなりません。
ということで久しく使っていないミラーレス一眼を保管庫から引っ張り出して写真を撮ってみました。
20時半過ぎ。
月は皆既食中。
地球の影に入った月は肉眼ではかなり暗い赤銅色になっています。
そしてその左下に小さな光…。
視力の悪い自分の肉眼では見えませんが、カメラを通すとはっきり見えるこの小さな光が天王星。
地球からの平均距離は29億kmという彼方の惑星です。
一方で月は地球からの距離が38万kmという(天王星と比較して)近傍にあるため、地球からの見かけ上の移動(月の公転移動)が天王星よりも速く、それで40分程度で月が天王星の前を横切ってしまうように見えるのです。
それが月が天王星を隠す、月による天王星食というわけですね。
そしてまさにその瞬間を撮影。
いやあ良いものを観ました!(カメラ越しだけどw)
そもそも天体ショーは年単位や百年単位で起きるようなレアな現象だけど、その上に今回は晴れてくれたわけで、もう天気にも感謝しかないですねw
天体ショーといえば10年前にあった金星の日面通過を写真に撮ったのも良い思い出です。
一つ一つの現象が10年や100年単位で起きる天体ショー。
運良く立ち会える機会がある時は出来る限り観ておきたいですね。
前回日本で見えた皆既月食は2021年05月26日(この時は月出帯食)だったので1年半ぶりかな。
実際には日食よりも月食のほうが珍しい天体現象ではあるものの、観測エリアが大きいおかげで月食は「ついこないだもあった気がするけどまた見えるんやね」くらいに感覚になってしまっているというのが正直なところ。
でも今回は皆既月食と惑星食(天王星)が同時に起きるというレアケース。
前回この天体ショーを日本で観測できたのは1580年7月26日の土星食だったというのだから、422年ぶりというわけです。
(そして次回の皆既月食と惑星食が同時に起きるのは2344年7月26日の土星食で、もう絶対に自分の目では観られませんw)
となればせっかく今この時に生きているのに見逃すなんてもったいない。
ぜひとも観察しておかねばなりません。
ということで久しく使っていないミラーレス一眼を保管庫から引っ張り出して写真を撮ってみました。
20時半過ぎ。
月は皆既食中。
地球の影に入った月は肉眼ではかなり暗い赤銅色になっています。
そしてその左下に小さな光…。
視力の悪い自分の肉眼では見えませんが、カメラを通すとはっきり見えるこの小さな光が天王星。
地球からの平均距離は29億kmという彼方の惑星です。
一方で月は地球からの距離が38万kmという(天王星と比較して)近傍にあるため、地球からの見かけ上の移動(月の公転移動)が天王星よりも速く、それで40分程度で月が天王星の前を横切ってしまうように見えるのです。
それが月が天王星を隠す、月による天王星食というわけですね。
そしてまさにその瞬間を撮影。
いやあ良いものを観ました!(カメラ越しだけどw)
そもそも天体ショーは年単位や百年単位で起きるようなレアな現象だけど、その上に今回は晴れてくれたわけで、もう天気にも感謝しかないですねw
天体ショーといえば10年前にあった金星の日面通過を写真に撮ったのも良い思い出です。
一つ一つの現象が10年や100年単位で起きる天体ショー。
運良く立ち会える機会がある時は出来る限り観ておきたいですね。