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映画好き、円柱野郎のブログです

一年ぶりの潮岬

2018年08月05日 20時46分51秒 | 旅行・観光


昨年、車を購入して初めてロングドライブした場所が潮岬だったのだけど、それから一周年ということで再訪してきました。

昨年は往復ともに阪和道&湯浅御坊道路経由の海沿い西ルートだったので、今回は国道169号線&309号線&42号線の山越えルートを選択。
といっても山越えルートは熊野三山めぐりの時も通った道だし(あの時は往路だけだったけど)、先日も大台ヶ原に行くのに途中まで走ったから、なんだか慣れた感じになってきたけどね。

潮岬に行くとしても同じところに行くだけじゃちょっと寂しいので、まずは去年行かなかった樫野崎灯台に行くことに。
樫野崎灯台は陸繋島の潮岬とは違って紀伊大島の東端にあるので、潮岬側からはくしもと大橋を通って渡ります。
橋は何度か対岸の紀伊半島側から見てはいたけど、渡るのは今回が初。



樫野崎は1890年にオスマン帝国の軍艦が遭難したエルトゥールル号遭難事件があったところ。
この慰霊碑は1937年に建てられたものですね。



樫野崎のあたりはトルコ記念館や芝生の広場も有ったりと結構整備されてました。
駐車場(無料)から灯台まで遊歩道で繋がっているし快適な散歩道。



現在の灯台は1954年に灯塔を中継ぎして改築したもので、外に取り付けられた螺旋階段から上がれるのだけど、眺めも良いし、なにせ無料。
あとで行く潮岬灯台の駐車場(300円)+入場料(200円)と比べるとお得感はありますw

【風景】紀伊大島の東端 樫野崎灯台


さて、樫野崎からの眺めを楽しんだ後は西の反対側にある潮岬へ橋を渡って車で移動。



潮岬灯台は樫野崎灯台と同じく幕末の江戸条約によって建設された8つの灯台のうちの一つ。
今の灯台は1878年に建てられたものだそうで、耐震改修などをしつつ現役で稼働中。
内部が常時公開されている参観灯台でもあるので、そういう意味でも貴重かな。
(ちなみに日本には3000基以上の灯台があるそうだけど、中から登れる参観灯台は15基だけ。)



灯台の下には地元の小学生たちが描いた壁画が。
微笑ましい。



内部はいかにもな螺旋階段。
そして最上部へは半分梯子みたいな感じのさらに急な螺旋階段を使って上ります。



こりゃあうちの親父みたいに杖ついて歩くような人だと上るのは無理ですな。



潮岬灯台の灯火標高は49.47mなのでそこからの眺めはさすがに良いですが、ふと下の方を見ると神社の屋根が。
あれが本州最南端の神社、潮御崎神社です。



ということで灯台の横にある入り口から潮御崎神社へ参拝します。
元々この神社の境内地だったところに灯台を建てたということなので、そういう意味では灯台の横に神社があるというよりはその逆の表現の方が正しいのだろうか。



境内はひっそりとした感じ。



社殿が石垣で囲まれているのが印象的。
これは台風の風よけのためのものなのかな?

神社のさらに奥には、“鯨山見”と呼ばれる昔捕鯨をする際に鯨の回遊を見張っていた場所がありました。
まあ特に何があるというわけでも、ただの展望スペースみたいな感じなのだけれど。
そういえば樫野崎にも鯨山見があったっけ。
太地も近い事を思えば、この辺一帯での捕鯨文化の一端を感じられます。


さて、前回行かなかった場所をひとしきり見て回った後はちょうど昼飯の時間。
潮岬観光タワーのレストランで去年と同じく近大マグロ丼を食べてちょっと休憩。
しかしこの近大マグロ丼…、腹は満たされるんだけど値段を考えると内容的にはどうなんだろうか。
まあ観光地価格だと割り切ってはいるんだけど。


昼食を食い終わったあたりで時間的には昼過ぎくらいなのだけど、国道169号線&309号線&42号線の山越えルートだと片道4時間半くらいかかるので、暗くなる前に帰ろうとするともうその時間には帰途につかなければなりません。
やっぱり日帰り弾丸ドライブだとあんまり時間が無いなあ。
(往復を高速使えばもう少し時間の余裕もできるんだけど。)



ということで来た道をまた帰るわけですが、途中で休憩に寄った道の駅でウミガメが飼われているのを発見。



近くで見るとデカいw
餌やりもできるようで、道の駅に来ていた家族連れが水族館のような感じで楽しんでました。
こういう道の駅も面白いねえ。




今回は往復450km、片道4時間半くらいかかったけど帰りに渋滞に捕まった以外はすこぶる快調なドライブとなりました。
満足満足。
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