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映画好き、円柱野郎のブログです

「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」を見てみた

2009年01月13日 23時55分29秒 | 映画(感想)
この夏にある期待の新作「ターミネーター4」。
その前日譚であるという噂の海外ドラマ「サラ・コナー クロニクルズ」。

普段は海外ドラマをレンタルしてまで見ることはないんだけど、「ターミネーター」シリーズのファンならやっぱり見とかないとまずいんだろうなあ…ということで、レンタル版の1本目を借りてみました。
ちなみにレンタル版の1巻は半額で出ていました。
まあお試しってところなんだろうね。


さて、1巻しか借りていないのでまだ2話までしか見ていない段階なんだけど、雑感をば少し書きます。

導入のストーリーとしては色々詰め込んでいて、映画版のオマージュが楽しめて悪くない。
「死にたくなければ乗れ」という台詞や、壁をぶち破るアクションとか。
ちゃんと犬もターミネーターに向かって吠えてるし、声色を変えるシーンもある。
だけどドラマだからこそ出来る展開はまだ見えてこないかな。
伏線としてサラの病気と、謎の開発者ってのはあるけど、そんなのは話を引っ張るための設定だから何とでも。

ジョンを守るターミネーターが女子高校生というのは、おそらく青春学園モノ的な展開を目指しているってことなのかな?
ロボットの女の子に恋しちゃうとか。
個人的には好みでない展開だけど、あんまりそっちに行かないことを願いますw
あ、あとサラ・コナーの配役はリンダ・ハミルトンとイメージが違いすぎるんでないかと思う。

女ターミネーターは最初に出会ったときの人間らしい表情や感情表現はどこへやら、正体を明かしてからは無表情になりっぱなしなので、出来ることをわざとしていない設定がよく分からない。
銃撃の時に表情プログラムが壊れた?
まあ、「この人はロボットです」という記号なんだろうけどね。

感心したのは、舞台を「2」の直後(1994年)から強引にスカイネットが開発されたという2007年にタイムスリップさせたこと。
ストーリー上はどうしてもそうしないといけなかった理由がよく分からないけど(サラが2005年に死ぬというだけでは弱いと思う)、制作側からすれば時代考証の必要な近過去よりも、現代に舞台を設定した方がロケしやすいに決まってるからね。
そういう効率化のためのアイデアは良いんじゃないかなと思った次第。


今のところは見れば見るほど「ターミネーター2」は偉大な作品だったんだなあと思い知らされるだけの内容だったけど、今後の展開はどうなりますことやら。
新作料金で借りるには微妙な感じだけど、まあ、徐々に続きを見ていこうと思います。
コメント
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