大間原発の隣接する土地で、長い間、一人で闘い続けてきた、今は亡き「熊谷あさこ」さん。
大間原発の工事を進めようとしているのは「電源開発」。
ところがこの会社、一度もこれまで原発を扱った経験がないそうです。
この大間原発は、世界初フルMOX燃料を扱っています。
更には、電源開発は、津波を最大4メートルしか想定していないそうで、今回のような大地震が来て、大津波が押し寄せたなら、たちまち電源を喪失します。
熊谷あさこさんは、2006年5月に亡くなりました。
原因は不明だそうです。
熊谷さんの土地は、大間原発建設用地と隣接しており、そこから立ち退いて、電源開発に売るように迫られていました。
しかし、彼女は断じてそれを許しません。
町の人達は、公に彼女に賛成、協力する人はいませんでした。会社側は多額の資金をちらつかせて来ましたが、それにも応じませんでした。
工事差し止めの訴訟をおこしましたが、電源開発もまた、土地の明け渡しの訴訟を起こし、1,2審とも勝訴しています。
熊谷さんは、2006年4月、まさに亡くなる少し前、上告しました。
あさこさんの意志を受け継いで、今は娘の小笠原厚子さんらご家族が運動を続けています。
この方のインタビューがあるので、是非聴いてみてほしいのです。
たった一人でも闘い続けて逝ったおばあちゃん。そこから何を私たちは学ぶべきでしょうか。
今は「あさこはうす」と呼ばれて、今も、この土地と家は明け渡されずにそのまま残っています。
この働きが続けられますように。
大間原発の建設が中止され、あさこはうすが守られますように。
函館の人達と同じ思いを、青森の人達が持てるように。
私たちも、熊谷さんのように、小さくても、年老いていても、若くても、勇気を出して声をあげたいと思わされます。
ここあでした。
大間原発の工事を進めようとしているのは「電源開発」。
ところがこの会社、一度もこれまで原発を扱った経験がないそうです。
この大間原発は、世界初フルMOX燃料を扱っています。
更には、電源開発は、津波を最大4メートルしか想定していないそうで、今回のような大地震が来て、大津波が押し寄せたなら、たちまち電源を喪失します。
熊谷あさこさんは、2006年5月に亡くなりました。
原因は不明だそうです。
熊谷さんの土地は、大間原発建設用地と隣接しており、そこから立ち退いて、電源開発に売るように迫られていました。
しかし、彼女は断じてそれを許しません。
町の人達は、公に彼女に賛成、協力する人はいませんでした。会社側は多額の資金をちらつかせて来ましたが、それにも応じませんでした。
工事差し止めの訴訟をおこしましたが、電源開発もまた、土地の明け渡しの訴訟を起こし、1,2審とも勝訴しています。
熊谷さんは、2006年4月、まさに亡くなる少し前、上告しました。
あさこさんの意志を受け継いで、今は娘の小笠原厚子さんらご家族が運動を続けています。
この方のインタビューがあるので、是非聴いてみてほしいのです。
たった一人でも闘い続けて逝ったおばあちゃん。そこから何を私たちは学ぶべきでしょうか。
今は「あさこはうす」と呼ばれて、今も、この土地と家は明け渡されずにそのまま残っています。
この働きが続けられますように。
大間原発の建設が中止され、あさこはうすが守られますように。
函館の人達と同じ思いを、青森の人達が持てるように。
私たちも、熊谷さんのように、小さくても、年老いていても、若くても、勇気を出して声をあげたいと思わされます。
ここあでした。