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ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

送別会

2011-09-02 21:31:21 | 日記
今日も台風のせいで蒸し暑かった。
でも、太陽が出なかったので30度予想が26度止まりで、少し助かりました。

今日は宣教師たちが母国へ戻るというので、送別会をしました。
私は、送別会の担当者たちに、何かと協力する立場でした。

その一つが、贈り物選びと花選び。
先日アップした「津軽びいどろ」と、白と赤の小さなスプレーバラの花束を用意して、2組の宣教師達にプレゼント。

「津軽びいどろ」は、彼らの宣教活動している地域に近い青森西海岸(七里長浜)あたりの砂を混ぜて焼いたガラス。
濃い緑色だったり、青や水色だったりします。
津軽びいどろの由来を話したら、本当に喜んで下さいました。

是非、この器を見て、青森のために祈って下さい、とお願いしました。

宣教師も牧師も、神の器として、どこに遣わされるか「神のみぞ知る」でして、私たちでさえも、先のことはわかりません。

私たちは神学校を卒業してから、本当は青森に赴任したかったけれども、その道は開かれず、北海道のある教会に赴任が決まりました。
それは、神様からの導きであると信じて受け入れ、神様が「そこにいなさい」と言われた6年間、そこで働き、そこで多くの人達と出会いました。

そして、神学校を卒業して7年目に青森の地に帰ってくることができました。
これも神様の「時」でした。
青森の地に飛行機で降り立ち、車からながめた「岩木山」は、夏休みの里帰りの時の山とは同じなのに、違って見えました。

これはきっと、懐かしさと、これからの期待感と、ちょっとの不安とが入り交じっていたからでしょうね。

あれから13年。
早いものです。

欠けばかりを感じて、これでいいのかと思うことばかりです。

でも、今、神様がここにいていいよと許可を与えていてくれるのだから、失敗や不足を良い経験に変えて、神様が示して下さっていることを一つ一つ成していくだけです。

そういえば、私たちは今年牧会20年目です。
早いものです。

北海道に赴任したての時は、ある信徒さんから「先生はまだ1年生だから」と言われました。私たちが失敗とか間違いがあったとき、その方がそうやって励ましてくれました。

20年もすると、そうやって優しく「先生はまだ20年生だから・・・」なんて言ってくれるわけもなく、20年前の自分たちとは、やはり要求されることも違ってくるわけで、
何かとプレッシャーを感じたりもします。

でも、いつでも神様のみことばに立って、神様に喜ばれる歩みをしていけたらそれでいいと思っています。

それと、いつも背後で祈ってくれる黒石教会の人達、青森の他の教会の人達、多くの教会の同労者たちがいることも大きいですね。感謝に堪えません。

・・・そんなことをつらつらと送別会をしながら考えていた私です。

それにしても長年送り出す側になってますね、私たち夫婦。
みんないなくなるんだもの、寂しいなあ・・・。

ここあでした。