Tさんは今日は日本酒を4杯も飲んでいる。あまり酔わせてはダメと酌をしなかったら彼は徳利を持って独酌した。
客T「あ、もうないわ。誰が飲んだんや」
私 「自分(Tさん)しか飲んでないやん」
客T「ほんだら、もう一本頼むわ」
私 「大丈夫か?悪酔いしても知らんで」
客T「大丈夫や。今度はもうちょい熱くしてや」
因みに当店は徳利にお酒を注いでからレンジで温める。
私 「OK!電気代を10秒分プラスしとくわ」
客T「レンジで燗しても電気代はしれてるやん」
私 「ほんだらまけとくわ」
客T「そんなんで義理をかまさんといてんか」
私 「はい、熱燗やで」と酌をした。
客T「あれ、薄いなあ。水を足したやろ」
私 「怒るで、俺とこは偽装せーへんわ」
客T「頭、偽装してるやん」
私 「俺はカツラと違う。こんな髪の毛が薄いカツラはあれへん。シャクにさわるなあ。もうシャクはしたれへん」
一句:寒い冬 酒、酌みかわして 温まるる
謎かけ:お酌とかけまして、リズムを刻むと解く。どちらも(銚子・調子)を手に取ります