私の財布が古くなったからと、しっかりモンの妻がブランドの財布をくれた。
私 「ええんか、こんな高いのんくれて」
妻 「これ、ええやろ。前から欲しがってたやん、アンタ」
私 「ありがとうな。しやけど、中身が空っぽやん」
妻 「アンタの頭の中身に合わせて空っぽや」
私 「怒るで、俺の頭は空っぽか!」
妻 「違いますか?」
私 「う~ん…。はい、そうです」
妻 「空っぽは冗談やけど、小遣いは私がちゃんと管理するから大丈夫よ」
私 「それやったら高い外見(ソトミ)よりも、その金額分の中身が欲しいわ」
妻 「財布は買(コ)うてないよ、貰いもんやで」
私 「誰にもろたん?」
妻 「以前にNさんが新しい財布に買い替えたからと、古いのんをくれてん」
私 「なんや、お古かいな」
妻 「ええやん、アンタもお古やからお似合いやん」
私 「お古がお似合いて、俺は古だぬきかい。このキュウリの古漬けが!」
妻 「えっ、私がキュウリの古漬け!」
私 「ガリガリに痩せてて漬けもん臭いからや」
妻 「ガリガリに痩せたのはアンタの稼ぎが悪いからや!小遣い減らすで!」
私 「自分(妻)は、わい(俺)のサイフを握るから、ワイフて言うんやなあ」
妻 「それでアンタは?」
私 「文無しの夫やから、ナイフ(無い夫)やわ」
妻 「珍しく上手いことを言うやん。ご褒美に小遣い上げたるわ」
謎かけ:財布とかけて、指名手配の犯人と解く。どちらも(札・サツ)が気になります