昨日、自宅の机の引き出しを整理していたら、ちょっと気になる名刺が出てきた。名刺には『共同通信社・社会部・記者○○○』の印刷。「うちの客では無いし…」と思いながら裏面を見ると『矢倉千佐子、探してます』等の手書きのコメントが書いてあった。それを店で話題にした。
私 「去年の3月頃、共同通信社の記者が来て『この店に矢倉千佐子という女性が来てませんか?』て尋ねてん」
客A「何でタイガース(当店)に来たん?」
私 「その女性は阪神ファンで、『ターガースに関連した店によう飲みに行くから』て言うてたわ」
客A「それで、その女性はこの店に来てたんか?」
私 「いや、来てない。そない言うたら『もし来たら連絡して下さい』言うて名刺を置いていってん」
客A「その女性は、それから来たんか?」
私 「来てない。それで昨日たまたま机を整理した時にこの名刺を見つけたんやけど、『矢倉千佐子て聞いた事があるわ』と思てん」
客A「矢倉千佐子て知り合いやったんか?」
私 「それ、筧千佐子やってん。まだ話題になってない頃やったから気が付けへんかったんや」
客A「あ、そうか。そういえば筧千佐子の前の名前は矢倉やったなあ」
私 「そやねん。昨日名刺見て初めて気がついてん」
客A「なにか、因縁があったんやなあ」
私 「この店に来てたら、俺、引っかかってたかもしれんな」
客A「マスターは結婚してるから、引っかけへんわ」
私 「Aさんは一人モンやから、引っかかってたかもな」
客A「あのオバはんは事前に下調べしよる。お金持ってるモンしか狙えへん」
私 「Aさんはお金を持ってないから引っかかれへんなあ」
客A「お金に対する嗅覚が鋭い」
私 「九画か。俺の名前は“正”やから五画やから大丈夫やわ」
客A「画数の九画と違う。匂いを嗅ぐの嗅覚や」
私 「そうかいな。とにかく俺は独身やったとしても財産が無いから大丈夫やわ。筧千佐子、いつでも店においでや」
客A「今、刑務所に入ってるるから、来(ケ)-へんわ」
私 「千佐子みたいなんを後妻業て言うんやてなあ」
客A「そんなんが職業になったら怖いなあ」
私 「黒川博行と言う作家が“後妻業”という本を書いたんやけど、内容が似てるねん」
客A「どんな内容か知らんけど、シチューにヒ素を入れたりするんかな?」
私 「それをしたら、シチュー(市中)引き回しの上、獄門やなあ」
一句:孤老人 千佐子の毒牙に 十数名
謎かけ:千佐子とかけて、家の収入や支出と解く。どちらも(筧・家計)です
私 「去年の3月頃、共同通信社の記者が来て『この店に矢倉千佐子という女性が来てませんか?』て尋ねてん」
客A「何でタイガース(当店)に来たん?」
私 「その女性は阪神ファンで、『ターガースに関連した店によう飲みに行くから』て言うてたわ」
客A「それで、その女性はこの店に来てたんか?」
私 「いや、来てない。そない言うたら『もし来たら連絡して下さい』言うて名刺を置いていってん」
客A「その女性は、それから来たんか?」
私 「来てない。それで昨日たまたま机を整理した時にこの名刺を見つけたんやけど、『矢倉千佐子て聞いた事があるわ』と思てん」
客A「矢倉千佐子て知り合いやったんか?」
私 「それ、筧千佐子やってん。まだ話題になってない頃やったから気が付けへんかったんや」
客A「あ、そうか。そういえば筧千佐子の前の名前は矢倉やったなあ」
私 「そやねん。昨日名刺見て初めて気がついてん」
客A「なにか、因縁があったんやなあ」
私 「この店に来てたら、俺、引っかかってたかもしれんな」
客A「マスターは結婚してるから、引っかけへんわ」
私 「Aさんは一人モンやから、引っかかってたかもな」
客A「あのオバはんは事前に下調べしよる。お金持ってるモンしか狙えへん」
私 「Aさんはお金を持ってないから引っかかれへんなあ」
客A「お金に対する嗅覚が鋭い」
私 「九画か。俺の名前は“正”やから五画やから大丈夫やわ」
客A「画数の九画と違う。匂いを嗅ぐの嗅覚や」
私 「そうかいな。とにかく俺は独身やったとしても財産が無いから大丈夫やわ。筧千佐子、いつでも店においでや」
客A「今、刑務所に入ってるるから、来(ケ)-へんわ」
私 「千佐子みたいなんを後妻業て言うんやてなあ」
客A「そんなんが職業になったら怖いなあ」
私 「黒川博行と言う作家が“後妻業”という本を書いたんやけど、内容が似てるねん」
客A「どんな内容か知らんけど、シチューにヒ素を入れたりするんかな?」
私 「それをしたら、シチュー(市中)引き回しの上、獄門やなあ」
一句:孤老人 千佐子の毒牙に 十数名
謎かけ:千佐子とかけて、家の収入や支出と解く。どちらも(筧・家計)です