ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

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ホセ・ムヒカ大統領

2015-03-05 06:31:45 | Weblog
 今、国会で安倍首相や菅官房長官、麻生財務相、宮沢経産相、甘利済担当相、林農林水産相らが政治資金規正法で問題になっている。更にそれを追及する民主党の岡田代表や他の野党議員も問題のある会社から寄付を受けていた事が判明、いつの時代も日本の政治家はカネまみれである。
 それに引き換え南米の小国ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領(79)は、『世界で一番貧乏な大統領』と言われるほど慎ましい生活を送っている。
 彼は常に国民と同じ目線に立ち、「ぺぺ」の愛称で国民に親しまれていて、個人資産は1987年製フォルクスワーゲン・ビートルのみで、大統領公邸には住まずに首都郊外の質素な住居で暮らしている。また、給与の9割を財団に寄付し月10万円強で生活しており、大統領専用機は持たず、 国際会議などに行く時はエコノミークラスで行くか、他国の大統領の飛行機に同乗させてもらうとか。
 またある時、彼は愛車のフォルクスワーゲン(2014年現在の価値は$2800(32万円)をアラブの富豪より$100万(約1億1600万円)で買い取ると打診されたが、「友人たちから貰った物だから」とこれを拒否した。
 リオ会議での「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人の事だ。(後略)」などのスピーチには多くの人たちに感銘を与えている。 
 またCNNのインタビューでは「お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです」と言っている。
 彼は『世界で一番貧乏な大統領』だが、本当は『世界で一番心の豊かな大統領』だと思う。日本の政治家も少しは見習って欲しいものである。

 一句:ホセ・ムヒカ カネの問題 無関係
 謎かけ:ホセ・ムヒカ大統領とかけて、自分が持ち続けている強い意見と解く。どちらも(首長・主張)です
コメント
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