当店はカラオケの点数を元にカラオケ番付なるモノをつけている。今日は東西の両横綱のTさんとM君が顔を合わせた。
お互いに100点を5回出すなど一歩も譲らず、マイクも二人の間を行ったり来たりのデッドヒートで、目も離せぬつばぜり合いを繰り広げた。傍観者のS君、K君が感心しきり。
客S「今日の両横綱のバトル、凄いなあ。火花が散ってるやん」
私 「その火花で、みんなタバコ吸いや」
客S「火、つけられへんっちゅうねん!」
客K「俺らつけ入るスキが無いわ。横綱になられへんわ」
私 「横綱になるには100点を出さんなアカンからな」
客S「それて、コツがあるんやろ、コツは?」
私 「あるで、おコツが…」
客K「お骨?気味悪いこと言うて、おコツ(怒)ッたろか」
私 「俺、公家の出やから上品になり、つい言葉の前に“お”をつけるねん」
客K「マスターは公家と違うてハゲの出やん」
客S「それで、高得点を出すコツは何やのん」
私 「一番のポイントはキーの調整。上げたり下げたり…」
客S「俺、キー(気)弱いから、上げてとか下げてとか、よう言わんねん」
私 「気弱い人間は自分で『気弱い』とはよう言わんわ」
客S「あ、そうか、キーつけへんかったわ」
ママ「あんたら、しょうもない事ばっかり言うてんと、ちゃんと歌を聞きや!」
一句:番付の つばぜり合いで ツバが飛ぶ
お互いに100点を5回出すなど一歩も譲らず、マイクも二人の間を行ったり来たりのデッドヒートで、目も離せぬつばぜり合いを繰り広げた。傍観者のS君、K君が感心しきり。
客S「今日の両横綱のバトル、凄いなあ。火花が散ってるやん」
私 「その火花で、みんなタバコ吸いや」
客S「火、つけられへんっちゅうねん!」
客K「俺らつけ入るスキが無いわ。横綱になられへんわ」
私 「横綱になるには100点を出さんなアカンからな」
客S「それて、コツがあるんやろ、コツは?」
私 「あるで、おコツが…」
客K「お骨?気味悪いこと言うて、おコツ(怒)ッたろか」
私 「俺、公家の出やから上品になり、つい言葉の前に“お”をつけるねん」
客K「マスターは公家と違うてハゲの出やん」
客S「それで、高得点を出すコツは何やのん」
私 「一番のポイントはキーの調整。上げたり下げたり…」
客S「俺、キー(気)弱いから、上げてとか下げてとか、よう言わんねん」
私 「気弱い人間は自分で『気弱い』とはよう言わんわ」
客S「あ、そうか、キーつけへんかったわ」
ママ「あんたら、しょうもない事ばっかり言うてんと、ちゃんと歌を聞きや!」
一句:番付の つばぜり合いで ツバが飛ぶ