12月6日(火)、朝、シュワブ陸上部の工事再開について話し合うため、辺野古の浜のテントに寄る。その後、高江に向かったが、やはりメインゲートの手前で機動隊に規制されてしまった。
若い機動隊員が、「どこまで行くのですか?」と聞いてくる。N1ゲート前の座り込みに参加した後、国頭村の役場に行く予定だったので、「国頭村の役場へ行く」と答えた。しかし、彼は国頭村がどこにあるのかすら知らない。「それは何処ですか?」と怪訝な顔をする。県外から派遣されて、東村の隣村のことすら教えてもらっていないまま、規制をしているのだ。
上司のような機動隊員が来て、「免許証を見せてください」と尋ねる。「その根拠は?」と聞き直すと、「それではここで止まっていてください」と車の前に車止めを置いてしまった。免許証を見せないような「不審者」は反対運動に参加するので、通行させないというのだ。こんな規制は許されない。
ゲート前でダンプトラックの通行をチェックしているAさんに話を聞いた。やはり今朝からヘリコプターによる資材運搬が始まっているようだ。山の中では、ヘリが資材を積み出す作業ヤードに抗議団が突入し、しばらくの間、ヘリが降りられなかったという。
歩いてN1ゲート前の座り込みに参加しようかと思ったが、義母(97歳)が入院したという電話が入り、急いで那覇に戻った。
夜になってBさんが、今日のヘリコプターによる資材搬送に対する抗議行動の写真を送ってくれた。作業ヤードにまで入り込んで抗議を続けたものだから、しばらくヘリによる搬送はストップしたという。今日も30名ほどが山に入ったとのこと。厳しい状況にもかかわらず、果敢な闘いを続ける仲間たちを心から称えたい。
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明日(7日・水)は八重瀬町の島ぐるみ会議、そして明後日(8日・木)は宮崎での講演に呼ばれている。