チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

沖縄南部地区から辺野古に大量の土砂を搬送すれば、糸満・八重瀬一帯には採掘跡の巨大な穴がさらに増え、一帯は大変な状態となる!

2024年02月29日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 辺野古・設計変更申請が昨年12月28日、国土交通大臣によって知事に代わって承認されてしまったので、大浦湾での工事が始まり、今後、沖縄南部地区からの辺野古への土砂調達も可能となってしまった。  防衛省は、「沖縄戦の戦没者の遺骨が混じった土砂を米軍基地の埋立に使うことは人道上、許されない」という批判に対して、「土砂の調達先は決まっておりませんが、このような歴史のある沖縄において、御遺骨の問題は真摯 . . . 本文を読む

資料集『辺野古新基地建設事業の現状と課題』、増刷完成。頒布中ですのでご連絡ください。

2024年02月26日 | 沖縄日記・辺野古
 国が辺野古・設計変更申請を代執行し、とうとう1月10日から大浦湾での工事が始まりました。辺野古新基地建設事業の現状と課題を探り、事業を阻止するためには何が必要かについてまとめた資料集を作成していましたが、この度、増刷が完成しました。  辺野古をめぐる裁判の現状、埋立承認再撤回の必要性、大浦湾で始まる工事の概要と問題点、実施設計・環境保全対策の事前協議問題、海砂採取問題、南部地区の遺骨混 . . . 本文を読む

2月22日(木)、辺野古・大浦湾周辺住民30名が国の代執行の取消しを求める抗告訴訟を那覇地裁に提起 --- 「これは県の敵討ち訴訟だ!」

2024年02月24日 | 沖縄日記・辺野古
 2月22日、辺野古・大浦湾周辺住民30名が、国土交通大臣が辺野古新基地建設の設計変更申請を代執行で承認した処分の取消を求める抗告訴訟を那覇地裁に提起した(訴状の目次を末尾に掲載する)。  午後1時、那覇地裁前の公園に原告・弁護団らが集まった。報道陣の求めに応じて原告らはこの裁判に寄せる思いを述べた。「豊かな海を壊すことは必要なのか、裁判所は中身の審理に入ってほしい」、「これは、県の敵討ち訴訟で . . . 本文を読む

2月21日(水)、本部塩川港の海上ヤード工事のための港湾使用許可取消しを求めて本部町平良町長への要請行動 /// 町長は、「港の使用については、皆さんの話を受けて県とも話をしていきたい」と約束

2024年02月22日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 昨日(2月21日・水)は、朝、那覇を出発、本部町役場に行った。  午前10時から、本部町島ぐるみ会議の本部塩川港使用問題についての本部町長との意見交換に同席した(事前に提出していた要請書を末尾に添付する)。  私たちの要請は次のようなものだ。 1.代執行で国は海上ヤードへの石材投入工事を始めたが、埋立承認の際の留意事項で定められている実施設計、環境保全対策の事前協議が行われていない。そのた . . . 本文を読む

名護市消防署跡地不正売却を問う住民訴訟の口頭弁論を傍聴 --- ついに名護市が土地の買戻しへ。裁判の目的の一つが実現する。問われる渡具知名護市長の責任!

2024年02月20日 | 名護市消防署跡地不正売却
 今日(2月20日・火)は、那覇地裁で渡具知名護市長に対する名護市消防庁舎跡地不正売却を問う住民訴訟の第9回口頭弁論を傍聴した。 (この問題については、右側カテゴリー欄の「名護市消防署跡地不正売却事件」を参照されたい。)  2022年2月に提訴したこの住民訴訟では、消防署跡地を、渡具知名護市長の親族が役員在籍する「ペーパーカンパニー」に、議会に諮ることなく売却したことは違法だとして、「①渡具知 . . . 本文を読む

2月17日、東京弁護士会一行の、うるま市陸自勝連分屯地、石川陸自訓練場計画地、辺野古・本部塩川港・安和桟橋視察に同行

2024年02月18日 | 南西諸島軍事強化問題
 昨日は東京弁護士会人権擁護委員会沖縄部会の弁護士さん一行を案内し、陸自勝連分屯地、石川陸自訓練場計画地、辺野古・大浦湾、安和桟橋・本部塩川港をまわった。沖縄部会の弁護士さんらは、ここ数年、毎年のように沖縄視察に来られているが、今年は松田会長や島副会長も同行され、総勢9名となった。  最初に、本年度中に地対艦ミサイル配備が予定されている陸自勝連分屯地に向かった。「ミサイル配備から命を守るうるま市 . . . 本文を読む

2月15日、沖縄平和市民連絡会が海砂採取の総量規制を求めて沖縄県土木建築部長交渉 --- 「関係者の意見聴取を行いながら、総量規制について検討していきたい」と回答

2024年02月16日 | 沖縄日記・辺野古
 2月15日、沖縄平和市民連絡会が、海砂採取の総量規制を求めて沖縄県土木建築部長交渉を行った。  私たちはこの問題について、2019年当時から県交渉や県議会への陳情等の取組を続けてきた。今回、設計変更申請が代執行され、大浦湾での工事が始まった。まもなく、海底一面への敷砂敷設や地盤改良の砂杭等で、沖縄の年間採取量の3~5倍もの海砂が使用される(ここ数年の海砂採取量は80~120万㎥程度だが、辺野古 . . . 本文を読む

2月12日、辺野古新基地建設反対運動・本部塩川港の抗議行動で倒れた本部町島ぐるみ会議・Mさんの告別式に参列

2024年02月13日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 昨日(2月12日)は、辺野古に寄った後、本部葬祭場で行われた本部町島ぐるみ会議・Mさんの告別式に参列した。  2018年以来、辺野古埋立土砂が海上搬送されている本部塩川港では、本部町島ぐるみ会議を中心とした抗議行動が続いている。港に入ってくる土砂を満載したダンプトラックの前をゆっくりと横断する牛歩行動だ。  本部塩川港は木陰等もなく、夏の炎天下や冬の強風下での行動はきわめて厳しい。2020年 . . . 本文を読む

2月6日、防衛省交渉の報告(第2回)--- 大浦湾で始まった工事の問題点等について(環境保全対策の事前協議、石材の洗浄、辺野古側への土砂仮置工事、海砂問題、生物多様性国家戦略問題等)

2024年02月09日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 2月6日、遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの防衛省交渉では、遺骨混りの沖縄南部地区の土砂調達問題だけではなく、現在、大浦湾で始まっている海上ヤード工事等の問題点についても追及した。  昨日のブログでは、南部の土砂問題についての質問・回答についてまとめたが、ここでは石材の洗浄等、工事の問題点についての交渉経過を報告する。  なお、2月6日の防衛省交渉でも問題とした、実施設計や環境保全対策の事前 . . . 本文を読む

2月6日、防衛省交渉の報告(第1回) --- 南部地区からの遺骨混りの土砂調達の中止を! 人道上の問題だけではなく、南部の土砂(白石岩ズリ)は強度不足で材料としても使用できない!

2024年02月07日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
  2月6日(火)、衆議院議員会館で遺骨収集ボランティアガマフヤー・具志堅隆松さん主催の防衛省交渉が行われた。大雪が予報されていたため、当初の予定を急遽変更し、5日の早朝のフライトで羽田に向かった。  午後から雪が深々と降り始め、辺り一面が白くなっていった。こんな光景の中を歩いたのは何年ぶりだろう。  5日の夕刻、事前に出していた詳細な質問書に対する文書回答が届いたのでその検討作業に . . . 本文を読む

2月6日(火)、衆議院議員会館での防衛省交渉にご参加を! --- 「辺野古埋立に遺骨混りの沖縄南部地区の土砂を使うな!」、大浦湾で始まった工事の問題点も追及(質問書全文掲載)

2024年02月04日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 2月6日(火)、遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの主催で防衛省交渉が行われます。  2月6日(火) 正午~午後2時(開場:午前11時半            衆議院第1議員会館 国際会議室  既に防衛省に提出している質問書は下記のような内容です(原文は末尾に全文掲載)。沖縄南部地区からの遺骨混りの土砂調達の中止を求めることが中心ですが、本年1月から始まった大浦湾での工事の問題点他についても . . . 本文を読む