チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<検証>コンクリートブロック投下は違法行為、その4点の理由---知事はただちに岩礁破砕許可の取消しを!

2016年01月30日 | 沖縄日記・辺野古
 防衛局は昨年11月22日未明にコンクリートブロックを積んだクレーン台船を大浦湾に進入させた。これらは汚濁防止膜を固定するためのアンカーであるが、岩礁破砕許可の範囲を逸脱したものだという指摘により、その後、2ケ月以上も海に投下できない状態が続いている。しかし、宜野湾市長選も終り、防衛局はまもなくこのコンクリートブロックを投下するのではないかと言われている。  この問題について質問を受けることが多 . . . 本文を読む

久しぶりの海上抗議行動---高波の中、カヌー隊全員も船に乗り込み、防衛局の作業の監視を続ける。

2016年01月29日 | 沖縄日記・辺野古
 1月28日(木)、久しぶりの海上行動。しかし、強い南の風が吹き、大浦湾は奥の辺りでも波が高い。取りあえず海上抗議行動が可能かどうかを確認するため、「美ら海」に船長たちが乗り込み弾薬庫下まで行った。風が強く波も高いが、防衛局の作業船が動き回っている。  瀬嵩の浜で待機していたカヌー隊(8艇)とも無線で協議した結果、カヌーで現場に来るのは大変なので、船をもう1隻出してカヌー隊全員に乗ってもらい、コ . . . 本文を読む

辺野古、明日からはどういう工事が始まるのか? コンクリートブロック投下と仮設道路造成を阻止するために

2016年01月24日 | 沖縄日記・辺野古
  1月24日(日)、今日は宜野湾の市長選。志村さんが勝てば辺野古新基地建設を阻止する展望が大きく開ける。しかし、政府・防衛局は宜野湾の市長選の結果に関わらず、辺野古の工事を続行すると強調しており、明日以降、辺野古は大変な状況となるだろう。25日(月)は、防衛局の工事再開を阻止するための海上大行動が予定されている。  当面、政府・防衛局が狙っているのは、大浦湾へのコンクリートブロック投 . . . 本文を読む

北部訓練場ヘリパッド工事、翁長知事が防衛局に「環境保全措置要求」。オスプレイ排気熱で深刻な影響

2016年01月21日 | 沖縄日記 高江
 知事が防衛局長に対して、北部訓練場のヘリパッド工事に関して措置要求の文書を出したことが公文書公開請求で明らかになった。今日(22日)の沖縄タイムスにも大きく掲載されたが(琉球新報には明日掲載される)、この問題について、以下、説明しよう。  防衛局は昨年7月31日、北部訓練場ヘリパッド工事の環境影響評価の「事後調査報告書」を公告した。この報告書に対して県の環境影響評価審査会が現地調査を行い、 . . . 本文を読む

21日(木)も辺野古の集中行動日、雨の中420人が座り込んだ!  

2016年01月21日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日に続いて21日(木)も辺野古の集中行動日だ。早朝5時過ぎに知人を乗せて那覇を出発、午前6時過ぎにシュワブ基地のゲート前に着いた。すぐに工事用ゲート前での座り込みに合流する。午前8時頃には420人が座り込んでいると発表があった。  先週の木曜日は380名が座り込んでいたが機動隊が強制排除し、工事車両が進入した。しかし今日は機動隊の動きはない。雨が降り出し寒さも厳しいが、座り込む人の数が減ると . . . 本文を読む

防衛局、オカヤドカリ対策でも許可条件違反。県との協議もせず

2016年01月20日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古新基地建設事業予定地には多くの希少生物が生息している。海岸部に棲むオカヤドカリもその一つで、けっこう頻繁に見られるものだが、国の天然記念物に指定されている。防衛局は、オカヤドカリの保全のために工事着手前に一時捕獲し区域外に移動するとしているが、そのためには文化財保護法に基づき沖縄県教育委員会を経由して文化庁長官に現状変更申請を行い、文化庁長官の許可が必要である。また、工事に際しても工事区域 . . . 本文を読む

排除されても、排除されても---シュワブ基地ゲート前、作業車両の進入を阻止する闘いが続く!

2016年01月19日 | 沖縄日記・辺野古
 1月19日(火)、早朝6時半に辺野古に着いた。もう100名以上の人たちがゲート前に座り込んでいる。午前7時前、機動隊の強制排除が始まった。私もあっというまに抱えられ、歩道の鉄柵の中に放り込まれてしまった。こんな不当拘束が何故、許されるのか? ゲート前に座り込んでいた人たちも、皆、懸命に頑張っていたが、しばらくして機動隊に中央部を突破され、10台近くの作業員が乗った車や工事車両に入られてしまった。 . . . 本文を読む

宜野湾市長選が終わっても防衛局は工事に入ることはできない---知事の中止指示に従え!

2016年01月18日 | 沖縄日記・辺野古
  報道によれば、政府・防衛局は1月24日の宜野湾市長選への影響を懸念し、昨年11月に大浦湾に搬入したコンクリートブロック投下を24日以後に先送りするという(2016.1.10 琉球新報、沖縄タイムス)。現市長は選挙戦では辺野古新基地建設についての賛否を明らかにしようとしない。また、政府もそれまでは大きな工事を避けて辺野古問題が注目を集めることを避けている。しかし、もし現市長が勝てば「宜 . . . 本文を読む

宜野湾市長選が告示された---今、問われているのは沖縄の誇りと尊厳

2016年01月17日 | 沖縄日記・辺野古
 1月17日(日)、宜野湾市長選が告示された。朝8時半、普天間近くの国道330号線交差点で開かれた出発式には1500人ほどが集まった。いつもシュワブのゲート前で会う人たちも多い。海上行動のメンバーらも来ている。皆、「この選挙、絶対に負けるわけにはいかない。」と必死なのだ。  翁長知事も壇上へ。知事はこの宜野湾市長選に連日、応援に入っている。知事はいつも「この宜野湾市長選は『沖縄の誇りと尊厳』が問 . . . 本文を読む

<1月16日の辺野古>カヌー隊、2回にわたってフロートを突破。海上ボーリング調査への果敢な抗議を続ける

2016年01月16日 | 沖縄日記・辺野古
 1月16日(土)。午前中、家族の所用のため昼前に辺野古に行った。浜のテントに着くと、ちょうど海保に拘束されていたカヌー隊のメンバーらが戻ってきたところだった。今日のカヌー隊は20艇、土曜日ということもあり久しぶりにたくさんのカヌーが出ているようだ。  午後1時、汀間漁港からNさんと「美ら海」に乗った。久しぶりの好天で海は見事に澄み渡っている。長島の手前でカヌー隊と合流。海上ボーリング調査のスパ . . . 本文を読む

音波探査の作業船に抗議---カヌー隊、2時間以上も制限区域内で頑張る!

2016年01月15日 | 沖縄日記・辺野古
  1月15日(金)はHさんと「平和丸1号」でカヌー隊のサポートにあたった。他は、「平和丸3号」と「美ら海」、カヌー隊は8艇が海に出た。最近は宜野湾の市長選の応援に行っているメンバーが多く、どうしてもカヌーの数が少ない。  午前9時頃、長島の間を抜け、辺野古側に出た。ちょうど辺野古の浜から出たカヌー隊が着いたばかりだった。 気がつくと辺野古の海岸近くに防衛局の作業船が走っている。左 . . . 本文を読む

今日もゲート前に380名が集まった! 機動隊の強制排除に屈せず、阻止線を突破した!

2016年01月14日 | 沖縄日記・辺野古
 1月14日(木)、今年から水曜日だけではなく木曜日も集中行動日としてシュワブのゲート前に集まり、作業車両の進入を阻止しようということになった。今日が最初の木曜日、果たしてどれほど集まるか心配していたが、昨日よりも多い人たちがゲート前にぎっしりと座り込んだ。  今日も工事車両の進入を阻止できるかと思ったが、午前7時前、大勢の機動隊が出てきた。山城博治さんが、「これだけの人数が座り込んでいるのに、 . . . 本文を読む

<1月13日・辺野古から高江へ>シュワブ基地ゲート前に300名が結集、作業車両の進入を阻止。午後は高江へ

2016年01月14日 | 沖縄日記・辺野古
 1月13日(水)、早朝5時に那覇を出発。午前6時過ぎに辺野古に着いた。今日は今年最初のシュワブゲート前の集中行動日だ。まだ暗いうちから多くの人たちがゲート前に集まった。  いつもは午前7時前に作業車両を入れるために機動隊による強制排除が始まる。しかし今日は300人以上がゲート前に座り込んだので、結局、機動隊も実力行使を見送ったようだ。                      (シュワブ . . . 本文を読む

日本自然保護協会等が県に岩礁破砕許可取消しを申入れ

2016年01月12日 | 沖縄日記・辺野古
 1月12日(火)午前、防衛局で辺野古新基地建設事業に関する公文書の開示を受ける。防衛局は今後の工事予定として「工事用仮設道路造成」等をあげているが、今日の開示によりその詳細が判明した。さらに現在入札公告されている事業(既設建物解体工事、陸上警備業務、海上警備業務)の仕様書等の開示請求を行なった。  午後は県庁へ。日本自然保護協会、沖縄生物多様性市民ネットワーク、ヘリ基地反対協ダイビングチームレ . . . 本文を読む

<11日の辺野古>カヌー隊、海保への抗議行動を続ける。海保は定員オーバーの違法航行

2016年01月11日 | 沖縄日記・辺野古
  1月11日(月・休)、Mさんと「平和丸3号」を担当。他には、「平和丸1号」「ブルーの船」の計3隻。カヌーは12艇が海に出た。  今日の海上行動は、海上ボーリング調査の阻止行動と同時に、土曜日の海保のカヌー隊への暴力行為への抗議行動を行なった。まず、大浦湾のフロート沿いからマイクで海保への抗議のスピーチ。その後、いっせいにフロートを超え、海保に拘束されてもボート上で海保への抗議が続け . . . 本文を読む