チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<3月31日(金)の辺野古>荒天で海上行動は中止、ゲート前の座り込みに参加

2017年03月31日 | 沖縄日記・辺野古
 3月31日(金)、早朝から辺野古へ。Nさんと「平和丸」に乗る準備をして汀間漁港に行くが、大浦湾は強い南風で海は荒れている。船長たちで協議して海上行動の中止を決める。  汀間漁港では戻ってきた漁船がソデイカの水揚げをしていた。  瀬嵩の灯台跡の丘に登り、大浦湾を見下ろす。ボーリング調査のためのスパッド台船が3基に増えている。大型調査船「ポセイドン」による深場の13箇所のボーリングだ . . . 本文を読む

辺野古・大浦湾では本体工事の準備が着々と進められている!---汚濁防止膜設置・コンクリートブロック投下以外にも多くの問題点

2017年03月30日 | 沖縄日記・辺野古
 3月29日(木)に大浦湾から観察した汚濁防止膜設置・コンクリートブロック投下以外の作業の状況について説明しよう。   *工事施行区域の外側に大きく張り出したフロート  瀬嵩の浜近くでは、防衛局が張り巡らせた袋状のフロートが臨時制限区域(工事施行区域)の外側に大きく張り出している。下の写真で、左側手前と向こうに見える黄色いブイが防衛局が主張する臨時制限区域(工事施行区域)の標識だが . . . 本文を読む

防衛局、知事の中止命令も無視し、ブロック投下を強行---海保はフロートの外でカヌーや船団を拘束(加筆訂正版)

2017年03月29日 | 沖縄日記・辺野古
 3月29日(水)、早朝から辺野古へ。Mさんと「美ら海」に乗って海に出た。他には、「勝丸」「平和丸」「ブルーの船」、カヌーは10艇だった。  一昨日、翁長知事が海上作業中止の行政指導を行ったが、防衛局はそれを全く無視、今日も挑発するかのようにコンクリートブロック投下を続けた。しかも、海保がフロートの外でカヌーや抗議船を拘束するなど、政府は、「法治国家」をかなぐり捨て、法を無視し、暴力的な工事強行 . . . 本文を読む

県民会議の沖縄県交渉に参加。知事、防衛局に対して汚濁防止膜・コンクリートブロックの設置作業の中止を指示!

2017年03月28日 | 沖縄日記・辺野古
 3月28日(火)、基地の県内移設に反対する県民会議の沖縄県交渉に参加した。今日の交渉では、この間、防衛局が強行している汚濁防止膜設置とコンクリートブロック投下をただちに中止させるようにと強く申入れた。  池田統括官に要請書を手交する。県からは、他に金城辺野古新基地問題対策課長、永山海岸防災課長、城間水産課副参事らが出席した。       (防衛局の工事の状況等について説明する交渉団) . . . 本文を読む

山城博治さんら3名の第2回公判---検察側の大失態で法廷は混乱、起訴そのものをただちに取り消せ!

2017年03月27日 | 沖縄日記・辺野古
 3月27日(月)、那覇地裁で、高江・辺野古の反対運動の中で逮捕・起訴された山城博治さんら3名の第2回の公判を傍聴した。  博治さんは、第1回の公判では腰紐をつけられたまま出廷したが、今日は全く自由。保釈当時はすっかり痩せてかすれ声だったので心配したが、顔も心持ち丸くなり、声にもいつもの張りが戻っている。地裁前の公園で開かれた事前集会でも、マイクを握り、あの博治節の完全復活だ。  稲葉さん . . . 本文を読む

またも繰り返された防衛局の違法行為---汚濁防止膜のアンカーとして重ねた鉄板を投下することは許されない

2017年03月26日 | 沖縄日記・辺野古
  25日(土)は辺野古に泊まった。夜大浦湾に出てみると、大型調査船「ポセイドン」やクレーン船には明かりがつき、あちこちで臨時制限区域の境界を示すブイのライトが点滅している。今年2月に海上工事が再開されて以来、防衛局の調査でも大浦湾でジュゴンが確認されなくなったというが(2017.3.26  沖縄タイムス)、こうした夜間の照明や点滅ライトなども影響しているにちがいない。防衛局は . . . 本文を読む

辺野古新基地建設断念を求める県民集会---博治さんが戻ってきた(演説映像あり)! 翁長知事は埋立承認撤回を明言!

2017年03月25日 | 沖縄日記・辺野古
 3月25日(土)、キャンプ・シュワブゲート前で「辺野古新基地建設断念を求める県民集会」が開催された。  翁長知事が就任以来、初めて辺野古に姿を見せた。埋立承認撤回が遅れていることから、県民の間でも疑念の声が起こっていたが、今日、初めて「埋立承認撤回を力強く必ずやります」と明言した。今までは「検討している」「視野に入っている」というだけだったから、その意味では画期的なことだ。ただ、「何時、撤回す . . . 本文を読む

沖縄県政始まって以来の不祥事を問う識名トンネル住民訴訟が結審---判決は7月19日

2017年03月24日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(24日・金)、識名トンネル住民訴訟がとうとう結審した。  判決は7月19日(水)午後1時10分。  沖縄県政始まって以来の不祥事と言われる識名トンネル事件。違法契約による国からの補助金返還命令により、沖縄県は5億8千万円もの損害を被った。その責任をとり、当時の仲井眞知事、漢那土建部長(現石垣市副市長)、赤嶺南部土木事務所長、大成建設らがその損害を賠償せよという住民訴訟だ。県議会には百条 . . . 本文を読む

<3月22日の辺野古>瀬嵩の丘から防衛局の作業を監視---シュワブの浜でも作業が始まった。夜は宜野湾で学習会

2017年03月23日 | 沖縄日記・辺野古
 3月22日(水)は、夕刻、宜野湾の学習会に呼ばれている。その準備もあるので辺野古は午前中だけだ。瀬嵩の丘に登り、大浦湾の状況を監視した。  穏やかな天候で、海は朝靄の中で明るく輝いている。その海には鉄棒が付いたフロートがぐにゃぐにゃと拡がっている。防衛省によると、これが「臨時制限区域の境界を明示するため」(3月3日、防衛省交渉での回答)というからひどいものだ。  船やカヌー隊からの . . . 本文を読む

博治さんは保釈されたが、残りの一人の解放を求めて抗議行動が続く / 日米地位協定を問う2つの裁判

2017年03月21日 | 沖縄日記・辺野古
 3月21日(火)は、午前中、嘉手納の沖縄防衛局で公文書開示請求。午後は、那覇地裁前で開かれた高江・辺野古の不当弾圧・長期拘留の抗議集会に参加した。  山城博治さんは18日(土)にやっと保釈されたが、添田さんはまだ拘留が続いている。今日も大勢の人たちが裁判所前に集まり、一刻も早く添田さんを解放せよと訴え続けた。  午後4時からは、昨年4月、カヌーでの抗議行動中、辺野古崎付近で米軍の軍警により不 . . . 本文を読む

<3月20日(月)の辺野古>作業の動きもなく、天候も悪化してきたため、海上行動は午前中で中止---防衛局が何故、航路標識を撤去できるのか?

2017年03月20日 | 沖縄日記・辺野古
 3月20日(月)、早朝から辺野古へ。Sさんと「平和丸」を担当。他には「勝丸」「美ら海」「ポセイドン(小型ゴムボート)」 の3隻、カヌーは15艇が海に出た。  汀間漁港を出るとすぐに海保のボートが近づき、我々の様子を監視する。今日は、いつもは臨時制限区域のブイに係留している警戒船が出ていないので海保のボートが我々を監視するために臨時制限区域の外まで出てきたようだ。         . . . 本文を読む

博治さんがついに釈放された!

2017年03月18日 | 沖縄日記・辺野古
 博治さんがとうとう釈放された!  辺野古から那覇に戻った午後5時頃、Sさんから「もうすぐ博治が釈放される」という電話が入り、慌てて拘置所前にかけつけた。すでに何人かの人たちが集まっている。テレビカメラなど、マスコミも続々と集まってきた。しかし、弁護士さんからは「地裁は保釈決定したが、検察が異議申し立ての抗告をするので、まだどうなるか分からない」という連絡が入る。皆、やきもきしながらひたすら待ち . . . 本文を読む

山城博治さんら3名の裁判を傍聴。夜、保釈決定が出たという知らせで、あわてて裁判所前へ。検察の異議申し立てで今夜中の釈放はなし

2017年03月17日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(17日)は山城博治さんら3名の第1回公判。20倍近い倍率の傍聴希望者でしたが、傍聴券を融通していただいて22席しかない傍聴に入ることができました。  久しぶりの博治さんとの顔合わせ。目配せをかわし、手を振りながら彼とのエール交換もできました。思わず涙があふれます。博治さんも、公判が始まってすぐにハンカチを取り出して涙をぬぐっています。逮捕以来すでに5ヶ月、お連れ合いとの接見も認められない . . . 本文を読む

<3月16日の辺野古>9時間に及ぶカヌー隊の大浦湾での奮闘---コンクリートブロック投下に抗議し、繰り返しフロート内に突入

2017年03月16日 | 沖縄日記・辺野古
 3月16日(木)、早朝から辺野古へ。ミーティングの後、午前8時前にSさんと「平和丸」で海に出た。他には「美ら海」「ブルーの船」 、カヌーは15艇だった。  結局、今日の海上行動は、カヌー隊が作業に抗議して再三、フロート内に突入したので、そのサポートのため、汀間漁港に戻ったのは午後5時を過ぎていた。9時間ほども船に揺られ続け、さすがに疲れた。以下、今日の海上行動の報告。  朝、「平和 . . . 本文を読む

<15日(水)の辺野古>水曜行動で大勢が結集---工事車両は入れず。知事はただちに岩礁破砕許可の取消しを!

2017年03月15日 | 沖縄日記・辺野古
 3月15日(水)。昨夜から体調が悪く、海上行動に間に合う時間には辺野古に行けなかった。少し遅れて那覇を発つ。  瀬嵩の灯台跡の丘から作業の状況を確認した後、キャンプ・シュワブ前の座込み集会に参加する。今日は水曜行動で大勢の人たちが集まっているので、防衛局も工事車両を入れることは諦めたようだ。   汚濁防止膜が投下されたというが、まだコンクリートブロックに繋がれていないため、グニャ . . . 本文を読む