チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

国交相、知事の埋立承認取消の執行停止を決定! ---もう支離滅裂な国の対応

2015年10月27日 | 沖縄日記・辺野古
 10月27日(火)、国土交通大臣が、防衛局長が申し立てていた知事の埋立承認取消処分の執行停止を決定した。その決定書が沖縄防衛局に到達した時点(明日、28日の見込み)で執行停止の効力が発生する。防衛局は現場での工事を再開するだろう。いよいよ辺野古は大変な状況を迎える。  各方面から、国が行政不服審査請求を行うのは法の趣旨に反して違法だと指摘されていたにもかかわらず、国土交通大臣は執行停止申立を認 . . . 本文を読む

北部訓練場ヘリパッド問題、県の環境影響評価審査会で口頭陳述。審査会も危機感を示す

2015年10月26日 | 沖縄日記 高江
 10月26日(月)、北部訓練場ヘリパッド造成問題についての環境アセス・事後調査報告書を審査する県の環境影響評価審査会が開催された。高江現地行動連絡会は、先週、事務局の沖縄県環境政策課に2名が意見書を提出し、審査会の場で口頭での意見陳述を認めるよう要請していた。  今日の審査会には、傍聴者が25名ほども来ていっぱいになった。当初、事務局の環境政策課は口頭での意見陳述に難色を示していたが、今日は、 . . . 本文を読む

埋立承認取消しの執行停止を許すな!---30日~31日、東京の院内集会・政府交渉の後、京都、大阪で報告会

2015年10月24日 | 沖縄日記・辺野古
  いよいよ来週にも、政府が知事の埋立承認取消しの効力を無効にするための執行停止に踏み切るだろう。防衛局の作業が再開され、辺野古は再び、修羅場となる。  いつも東京で院内集会、対政府交渉を設定されている環境団体・FoE Japanが、急遽、防衛省だけではなく、行政不服審査請求・執行停止を審査する国土交通省を相手とした政府交渉を企画された。私も呼んでいただいたので、国会に駆けつけることと . . . 本文を読む

雨の中、真由美さんと博治さんが「ケセラ」を熱唱。アルソック(警備会社)に、約8ケ月でなんと約20億円!

2015年10月23日 | 沖縄日記・辺野古
 10月23日(金)、早朝5時過ぎ出発、途中3人を拾って辺野古に向った。何時、国土交通大臣が知事の「埋立承認の取消し」を執行停止するか分からないので、今日からゲート前での阻止行動を強化するのだ。  今日も台風の影響で、一日中、強い雨が降り続いた。ゲート前集会では、そんな雨を吹き飛ばそうと、京都の歌姫・真由美さんが頑張ってくれた。特に盛り上がったのは、山城博治さんとの「ケセラ」の熱唱。やんややんや . . . 本文を読む

高江、環境影響評価審査会の傍聴を!(26日・午前9時 宜野湾)---工事の中止を求める意見書を提出

2015年10月22日 | 沖縄日記 高江
 防衛局は7月31日、北部訓練場のヘリパッド工事の環境影響評価の事後調査報告書を公表した。10月26日(月)、県の環境影響評価審査会が開催され、事後調査報告書についての審査が行われる。今日(22日)、高江現地行動連絡会は所管の沖縄県環境政策課に行き、審査会への意見書を提出した。そして26日の審査会で口頭で意見陳述する機会を与えるよう要求した。私の意見書の趣旨は次のようなものだ。  「現 . . . 本文を読む

21日(水)、辺野古から秋深まる高江へ

2015年10月21日 | 沖縄日記 高江
 10月21日(水)、早朝に那覇を出発。午前7時半からの海上行動のミーティングに参加した。しかし、やはり今日も波が高く、海上行動は中止となった。  浜のテントで少し話をしてから高江に向った。26日に、北部訓練場ヘリパッド工事のアセス事後調査報告書に関する県の環境影響評価審査会が開かれる。その際に、高江から意見書を出すための打ち合わせだ。  N1ゲート付近は標高200m。日差しは相変わら . . . 本文を読む

また明らかになった環境監視等委員会のデタラメ---チェック役の委員会運営も受注業者に委託

2015年10月20日 | 沖縄日記・辺野古
  10月20日(火)、2つの台風の影響で、ここ数日波が高く、海上行動は中止となっている。知事の埋立承認取消しで作業も完全にストップし、ゲート前の早朝行動もお休みとなった。しばらくは静かな辺野古が続いている。束の間のお休みだが、識名トンネル住民訴訟の書面作成や、高江の環境影響評価審査会に提出する意見書の作成等に追われている。  昨日、朝日新聞が1面トップで、環境等監視委員会の委員らが、 . . . 本文を読む

辺野古・環境等監視委員らが受注業者に買収されていた!--知事は委員会の解散を求めよ

2015年10月19日 | 沖縄日記・辺野古
  10月19日(月)、朝日新聞のスクープで辺野古新基地建設事業に関してとんでもない事実が発覚した。県が埋立承認の際に「留意事項」で設置を指示した「環境監視等委員会」の委員らが、新基地建設事業を受注した業者から就任決定後の1年間だけでも1,100万円もの寄付金を受け取っていたというのだ。  4人の委員らに資金を提供していたのは、次の4つの会社。それぞれが、今まで何度も新基地建設事業 . . . 本文を読む

今日も波が高く海上行動は中止、汀間漁港の清掃活動。埋立承認取消しに伴い、臨時制限区域を解除せよ!

2015年10月17日 | 沖縄日記・辺野古
  10月17日(土)、午前7時半に辺野古着、海上行動のミーティングに参加した。しかし今日も台風の影響で波が高く、海上行動は中止となった。  午前中は、釣り人たちのグループが汀間漁港の清掃活動をするというので、船長やカヌー隊のメンバーらもお手伝いすることとなった。いつもお世話になっている漁港ということもあり、大勢が参加してくれた。1時間ほどで港はすっかり綺麗になった。  午後 . . . 本文を読む

行政不服審査請求を撤回せよ! 県民会議、県選出国会議員団が井上防衛局長に抗議

2015年10月16日 | 沖縄日記・辺野古
 10月16日(金)早朝、那覇から3人を乗せ辺野古へ。台風の影響か、波高4m。沖縄本島北部には波浪注意報が発令されている。午前7時半から海上行動のミーティングの後、船長たちで海の状況を確認するために汀間漁港へ向った。やはり大浦湾には大きなうねりが入ってきており、海上行動は中止となった。防衛局の作業船や監視船等も全く出ていない。  午前中、シュワブ基地ゲート前での座り込み集会に参加してから嘉手納の . . . 本文を読む

<資料>沖縄防衛局長の審査請求書と執行停止申立書。 染谷さんが亡くなられてちょうど1年

2015年10月14日 | 沖縄日記・辺野古
 10月13日(火)翁長知事がとうとう辺野古新基地建設のための埋立承認を取消した。就任以来10ケ月、多くの県民が待ちに待った待望の「埋立承認取消し処分」だ。ゲート前の座り込み行動の参加者たちは連日、湧き上がっている。  ところが翌14日(水)、沖縄防衛局長は公有水面埋立法を所管する国土交通大臣に対して、翁長知事の「埋立承認取消し処分」の取消しを求める行政不服審査請求を行った。また、その裁決が出る . . . 本文を読む

<14日の辺野古>翁長知事の承認取消しに応え、早朝からシュワブ基地ゲート前に大結集

2015年10月14日 | 沖縄日記・辺野古
 10月14日(水)、昨日の翁長知事の埋立承認取消しを受け、まだ薄暗い早朝6時頃からシュワブ基地ゲート前には500名ほどの人たちが集まった。これまでの早朝集会では最大の結集だ。県選出の国会議員さんらだけではなく、県会議員さんや各地の市町村議員さんらも大勢来られている。  メインゲートだけではなく、工事用の第1ゲート前も手に手にプラカードを持った人たちでぎっしりと埋まっていく。そのまま2ケ所に分か . . . 本文を読む

知事、ついに埋立承認を取消し! カヌー隊と船団、一斉にフロートを超え、突入---海保は規制できず

2015年10月13日 | 沖縄日記・辺野古
 10月13日(火)、ついに翁長知事が埋立承認を取消した。  今日は、船団4隻とカヌー隊16艇が海に出た。私はJ君やNさんと「勝丸」を担当。辺野古と長島の間のフロートに沿って待機し、インターネットで知事の記者会見を見守った。午前10時、知事は「埋立承認を取り消しました」と正式に発表。それを合図に、カヌー隊と船団は一斉にフロートを超え、中に突入した。  海保は13隻のゴムボートを出していたが、 . . . 本文を読む

10月12日、名古屋での辺野古報告会

2015年10月12日 | 沖縄日記・辺野古
  10月12日(月・休)、名古屋で辺野古の最近の状況についての報告会を行った。参加者は約90名ほどか。知事の埋立承認取消し後、辺野古はどうなるのか、防衛局の執行停止後の作業強行をどうして阻止するのか等について私なりの見解を説明した。講演後には、多くの方々から質問をいただき、私も勉強になった報告会だった。  当初は、講演会の後、主催者の方々と交流会があり、私ももう1泊する予定だった。し . . . 本文を読む

<10日(土)の辺野古>荒天のため、沖縄本島一周の「帆かけサバニ」出航できず。明日から名古屋へ

2015年10月10日 | 沖縄日記・辺野古
 10日(土)、沖縄本島一周の「帆かけサバニ」キャラバン(「島ぐるみ会議」共催)が大浦湾・瀬嵩を出航する。船団やカヌー隊で賑やかに見送ろうということで午前7時に辺野古に集まったが、生憎の雨。気象通報を聞くと、本島北部には「雷・波浪注意報」まで出ている。結局、出航は12日以降に延期となった。  「帆かけサバニ」を皆で漕ぎ、各地の「島ぐるみ会議」との交流を深めながら本島を一周しようという素晴らしい企 . . . 本文を読む