チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<5月31日(木)の辺野古>久しぶりの海上行動---アジサシが舞い、ウミガメが泳ぐ海

2018年05月31日 | 沖縄日記・辺野古
 31日(木)、早朝から辺野古へ。この間、講演活動や県との交渉等で追われていたため、久しぶりの海上行動だ。Nさんと「ブルーの船」を担当。他には「不屈」、カヌーは10艇だった。  辺野古漁港を出ると、松田の浜のフェンスに大勢の軍警らが来てフェンスに貼られていた横断幕の除去を始めているのに気がついた。慌てて無線で皆を呼ぶ。残ったカヌーメンバーらが抗議。辺野古のハーリーが近づいているので除去するという . . . 本文を読む

沖縄平和市民連絡会が土砂条例の改正を求め、県へ要請書を提出

2018年05月30日 | 沖縄日記・辺野古
 5月30日(水)、沖縄平和市民連絡会が、土砂条例の改正を求め、沖縄県への要請行動を行なった。昨日は、辺野古土砂全協が副知事と面談し、やはり条例の改正等についての意見交換を行なっている。7月にも予想される土砂投入は、当面、県内の土砂が持ち込まれるが、その後、県外からの土砂搬入も始まるだろう。早急に土砂条例の問題点を検証し、県外からの土砂持込みに備えなければならない。  平和市民連絡会からは3名、 . . . 本文を読む

辺野古土砂全協役員ら、謝花副知事と意見交換 --- 県外からの埋立土砂搬入の際の外来生物侵入防止対策の強化を要請

2018年05月29日 | 沖縄日記・辺野古
  5月29日(火)、辺野古土砂全協の役員さんたちといくつかの地域の住民運動の代表者らが、謝花副知事と意見交換を行なった。土砂全協からは県議さんを含め、13名が参加。県は、副知事以下、統括監と担当3課の課長らが対応した。  冒頭、阿部共同代表から一昨日の総会で確認された決議文を提出、7月にも土砂投入が予想されるという緊迫した状況の中で、他府県からの土砂持込みに備えた県としての取組みを要 . . . 本文を読む

辺野古土砂搬出反対全国連絡協の総会と記念集会に、18都府県から230名が結集!

2018年05月27日 | 沖縄日記・辺野古
  5月27日(日)、沖縄市で辺野古土砂搬出反対全国連絡協の総会と記念集会が開かれた。午前中の総会には、辺野古への土砂搬出地を中止に、18都道府県から53名が集まり、今年度の運動方針等の協議が進められた。  午後0時半からの記念集会は230名の参加で超満員。海勢頭豊さんのコンサートの後、私が「辺野古新基地建設事業の現状と課題---7月土砂投入までに埋立承認の撤回を!」と題して1時間ほど . . . 本文を読む

26日(土)、午後は豊見城島ぐるみ会議、夜は宜野座島ぐるみ会議の総会で講演。明日の土砂全協の集会(午後・沖縄市市民会館)にご参加を!

2018年05月26日 | 沖縄日記・辺野古
 5月26日(土)は、午後、豊見城島ぐるみ会議の総会で講演。夜は宜野座島ぐるみ会議の総会で講演を行なった。ここ数年、各地の島ぐるみ会議に呼ばれることは多いが、1日に2回の講演は始めてのことで、さすがに疲れた。  それでも、7月にも土砂投入が予想されるなど、辺野古新基地建設事業は、今、重大な局面を迎えようとしている。私に出来ることは、土木の技術屋として、公文書公開請求等で入手した工事の設 . . . 本文を読む

那覇空港埋立と比較してもあまりに杜撰な辺野古の工事---外周護岸内側のフィルター層としての海砂設置もなし。危惧される汚濁の拡散。このままでの土砂投入はあり得ない!

2018年05月25日 | 沖縄日記・辺野古
  防衛局は、辺野古側の外周護岸の基礎部分が完成すれば、内側に土砂を投入すると報道されている。しかし、5月7日のブログでも説明したように、現在施工されているのはあくまでも護岸の下部工(基礎捨石と被覆ブロック)だけであり、最終完成時の天端の高さよりもまだ4.5mほども低い。満潮時には海面から1mほどの高さにすぎない。台風が来襲すれば、高波が容易に護岸を超えてしまう。内側の土砂をかき混ぜ、濁 . . . 本文を読む

当面の講演、防衛局・県交渉の予定

2018年05月24日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(24日)から6月初めまでぎっしりとスケジュールが入っている。講演と防衛局や県との交渉だけでも次のようになる。    ・5月24日(木) 沖縄県への県土保全条例改正の申入れ(沖縄平和市民連絡会) ・5月26日(土) <午後2時~>豊見城島ぐるみ会議総会で講演(社会福祉会館) <午後7時~>宜野座島ぐるみ会議総会で講演(松田区公民館) ・5月27日(日) 辺野古土砂搬出反対全 . . . 本文を読む

辺野古側での護岸工事---知事の承認のないままの汚濁防止枠の設置で海草・藻場が大規模に損傷

2018年05月22日 | 沖縄日記・辺野古
 現在、辺野古側での護岸工事が進んでいるが、防衛局は環境保全図書で「辺野古側は、汚濁防止膜の設置が海草藻場に損傷を与える可能性があるため、設置しない」(6-7-125)としていた。そもそも、海に投下する石材は採石場でダンプトラックに積んだ状態で十分に洗浄するので汚濁が拡がることはないというのだろう。  ところが、石材を海に投下するたびに、海がひどく白濁することが確認されている。石材は、かけた水の . . . 本文を読む

<21日(月)の辺野古>雨のため海上行動は中止。ゲート前では違法な規制が続く

2018年05月21日 | 沖縄日記・辺野古
 5月21日(月)、早朝から辺野古へ。海上行動のミーティングに参加するが、生憎の雨のため今日の海上行動は中止となった。  ゲート前の座りこみに向かう。午前9時前、工事車両がやってきて、機動隊の強制排除が始まった。今日の指揮者であるSさんは、ゲート前を離れ、車道の向かい側に移動。そこでマイクで規制の不当性などを訴え始めた。  ところが、機動隊は座りこみの排除を始める前にSさんのところに殺到、無理 . . . 本文を読む

19日~20日は「ハンセン病市民学会」へ。「ハンセン病問題と沖縄の基地問題」---国策による構造的差別を問う /// さくらさんを偲ぶ会(6月17日)案内チラシ

2018年05月20日 | 沖縄日記・辺野古
 5月19日(土)、20日(日)は、ハンセン病市民学会に参加した。  19日に那覇で開催された交流集会の第1部は、森川恭剛琉球大学教授と徳田靖之弁護士による対談「沖縄におけるハンセン病隔離政策の歴史とその特徴」  そして第2部は「ハンセン病問題と沖縄の基地問題」をテーマとしたリレートーク。これらの問題を共に国策による構造的差別と位置づけ、差別の連鎖を断ち切るための課題等について話し合われた。島 . . . 本文を読む

18日(金)、鎌田慧さんを辺野古の海に案内。13艇のカヌーで抗議行動

2018年05月19日 | 沖縄日記・辺野古
  5月18日(金)、鎌田慧さんを案内して辺野古へ。Kさんが「美ら海」で待っていてくれたので、すぐに海に出た。今日もK4護岸の付近でカヌーメンバーらがフロートを超えて抗議を続けている。  その後、長島の間を抜けて大浦湾に。K9護岸では、台船からの石材陸揚げが始まるところだった。ゲートには今、毎日200台ほどのダンプトラックが石材を積んで入っているが、海からもほぼ毎日、ダンプトラック17 . . . 本文を読む

17日(木)、鎌尾准教授(日大・地盤工学)を招いて軟弱地盤問題の学習会 /// 軟弱地盤問題の開示文書の黒塗りに対して防衛大臣に行政不服審査法に基づく審査請求

2018年05月18日 | 沖縄日記・辺野古
 5月17日(木)、オール沖縄会議が大浦湾の軟弱地盤問題について、鎌尾彰司日大准教授(地盤工学)の学習会を開催した。この日、沖縄県が鎌尾先生を県庁に招き、軟弱地盤問題について意見交換の場を持っている。せっかく沖縄に来られたので、オール沖縄会議としても学習会を持ちたいとお願いしたところ、快諾していただいたのだ。急な企画だったので、一般向けではなく、オール沖縄会議の役員さんたちだけの30人ほどの学習会 . . . 本文を読む

<5月16日の辺野古>炎天下、海でもゲート前でも懸命の阻止行動が続く /// 共同通信配信の論考が地元紙に掲載された

2018年05月16日 | 沖縄日記・辺野古
 5月16日(水)の沖縄タイムス、琉球新報両紙に私の「指標」という論考が掲載された。7月にも予想される土砂投入までに埋立承認の「撤回」を求めるために、防衛局の工事の違法・違反の事実についてまとめたものだ。共同通信の配信記事なので、あるいは本土の地方紙にも掲載されるかもしれない。本土の人たちにこそ是非、読んでほしい。   16日(水)は、本部からの石材海上搬送の台船への抗議行動をする . . . 本文を読む

平和市民連絡会が沖縄県に、土砂投入までの埋立承認の「撤回」を求める要請行動 /// 6月17日(日)に、さくらさんを偲ぶ会

2018年05月15日 | 沖縄日記・辺野古
 15日(火)朝、辺野古の浜のテントで、昨年12月に亡くなられたさくらさんの偲ぶ会の実行委員会の打合せを行なった。ご遺族の方、彼が沖縄に来るまでに活動していた関東の組合関係者の方、そして沖縄での海上行動の仲間たち、ゲート前の人々、救援関係者などが集まり、彼のことを語り合う場にしたい。詳細は案内チラシでお知らせするが、とりあえず下記のような内容が決まった。  日時:6月17日(日)午後1時~4時 . . . 本文を読む

私もやられた!--- 毒毛虫(タイワンキドクガ)に注意を

2018年05月13日 | 沖縄日記・辺野古
 10日(木)は午前中、辺野古にいたのだが、テントに座りこんでいる時、胸元に痒みを覚えた。見ると、少し赤くなっている。痒いので無意識に触ってしまったようだ。  症状がひどくなったのはその日の夕刻からだ。胸や腹部に一面に赤い発疹が拡がり、ヒリヒリと痒くて仕方がない。夜もなかなか眠れなかった。翌朝、皮膚科を受診。「何かの虫さされだが、これはひどいね」ということで、飲み薬と塗り薬を処方してもらった。土 . . . 本文を読む