チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

ブルーシートが外された! 安和桟橋に違法に堆積された土砂が辺野古に運ばれる! --- 不可解な沖縄県の弱腰の対応

2019年05月31日 | 沖縄日記・辺野古
 昨夜で月刊誌Sの原稿もやっと校了し、今日(31日・金)は久しぶりに辺野古に行った。ゲート前は少人数だったが、皆、屈せずに頑張っている。  月曜日に奄美大島から戻ったばかりだが、明日からは熊本での講演、来週末は山口県での講演の後、東京で土砂全協の防衛省・環境省交渉と院内集会等が続いている。なかなか現場に行くことができないので焦るが、しばらくの間は仕方がない。  午後は辺野古から安和桟橋に向かう . . . 本文を読む

<奄美大島報告②>切り崩される奄美の山々--- 辺野古への土砂搬出が予定される採石場を巡る

2019年05月27日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の総会・決起集会の翌日(26日・日)、地元の方々に案内していただいて奄美大島の採石場や開設されてしまった自衛隊基地などをまわった。この日は時間が足らなかったので、27日(月)午前中にもさらに2か所の採石場や搬出港などを見てまわった。  まず、驚いたのが採石場の規模の大きさだ。あちこちで、イタジイの山が切り崩され、土砂や石材が採掘されていた。         . . . 本文を読む

<奄美大島報告①>辺野古土砂搬出反対全国連絡協の総会、総決起集会で奄美大島へ

2019年05月27日 | 沖縄日記・辺野古
 5月24日(金)から今日(27日・月)まで、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会(土砂全協)の総会・決起集会のため、奄美大島に行っていた。私は奄美大島は初めての訪問。豊かな緑の山並みと海の美しさは期待以上だった。  今日は、25日の総会と決起集会の報告をする。26日には島内の辺野古への土砂搬出が予定されている採石場や自衛隊基地、そして嘉徳海岸等を訪問したが、その報告は明日にまわしたい。  25日 . . . 本文を読む

許せない! 防衛局、県の注意を無視し、今日(24日)も本部港(塩川地区)で違法なフェンス・柵を設置

2019年05月24日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(24日)から、辺野古土砂搬出反対連絡協議会の総会、記念講演会等のために奄美大島に行く。  ところが出発直前、また防衛局が本部港(塩川地区)で違法な柵・フェンスを設置し、土砂の海上搬送を行っているという連絡が入った。昨日の県との交渉でも問題になったばかりであり、県も謝罪した上で、「いきすぎたものについては、今後、止めさせていく」と明言したばかりだ。  まさに意地になったかのような防衛局の . . . 本文を読む

23日(木)、沖縄平和市民連絡会が県と交渉---県民投票の民意をもとに再度の埋立承認撤回を! /// 明日から土砂全協の総会で奄美大島へ

2019年05月23日 | 沖縄日記・辺野古
  23日(木)、沖縄平和市民連絡会が、再度の埋立承認撤回を求めて県と交渉。午後は、辺野古の埋立承認撤回に対する行政不服審査法を濫用した撤回取消裁決の取り消しを求める辺野古周辺の住民による訴訟を傍聴した。  県との交渉では、再撤回問題、土砂条例・県土保全条例の改正問題、海砂採取の総量規制問題、サンゴの特別採捕許可問題、そして本部港(塩川地区)の港湾用地施設許可問題と、先日の防衛局による . . . 本文を読む

21日、本部港(塩川地区)からの土砂搬出---沖縄県の不可解な対応について、港湾課長に事実確認

2019年05月22日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(5月21日・火)、防衛局が本部港(塩川地区)からの土砂搬送を行った。ところが防衛局は抗議する市民を排除するために、100名以上の警備員、そして数十名の防衛局職員を動員し、本部町の荷捌き地使用許可のない範囲に約70mにわたって柵やフェンスを設置した。そのため市民らは現場に接近できず、離れたところで抗議せざるを得なくなってしまったという。  このような柵やフェンスの設置は県条例に基づき、本部 . . . 本文を読む

辺野古への最大の土砂搬出地・北九州市の採石場を巡る --- この土砂は持ち込めない! 一面に咲き乱れるオオキンケイギク(特定外来生物)

2019年05月20日 | 沖縄日記・辺野古
  5月20日(日)は、「辺野古土砂搬出反対北九州連絡協議会」の方々に、北九州市の採石場を案内していただいた。北九州市の田野浦、青浜、喜多久の各採石場は、辺野古への最大の土砂搬出地になることが予想されており、一度、現場を確認しておきたかったのだ。(各採石場については、ヤナイグループのHP参照)  最初に田野浦採石場へ。今はほとんど石材搬出は終わっているようだが、この近くの太刀浦第1コン . . . 本文を読む

19日(土)、辺野古埋立て土砂搬出反対北九州連絡協議会の講演会へ

2019年05月19日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(5月19日・日)は、朝、那覇を発ち、北九州市へ。「辺野古埋立て土砂搬出反対北九州連絡協議会」主催の辺野古問題講演会だ。  最近は九州・中国各地区から呼んでいただくことが多く、4月は天草、福岡、広島。5月は今日の北九州の後、来週は奄美大島。6月は熊本、山口と続く。  北九州は、辺野古への土砂が最も多く搬出される地域で、市民らにより活発な運動が続けられている。会場に入った途端、辺野古でもよ . . . 本文を読む

18日(土)、「辺野古を止める構想力」のシンポジウムで報告。副知事も参加された!

2019年05月18日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(5月18日・土)は、沖縄県立博物館で開催された沖縄対外問題研究会20周年記念シンポジウム「辺野古を止める構想力」のパネラーの一人として参加させていただいた。  会場は超満員。2階講堂にも立ち見の人を含め、250人ほどの参加者であふれた。1Fの会議室のテレビモニターにも100名ほどが参加されたが、それでも、主催者が「もう入れません」というプラカードを出してお詫びし、帰っていただいた人たちも . . . 本文を読む

今日(15日)は情報公開訴訟の進行協議 --- 追加の土質調査報告書は提出されたが、裁判は軟弱地盤問題の全容解明のためにまだまだ続く

2019年05月15日 | 沖縄日記・辺野古
 軟弱地盤問題は、昨年3月に開示された2件の土質調査報告書でN値ゼロという調査地点が何か所もあることが明らかになり、8月末の県の埋立承認撤回の最大の理由ともなった。  昨年公開された土質調査報告書は、2014年、2015年の調査に関するものだが、防衛局はその後も毎年のように大浦湾のボーリング調査を続けている。昨年5月、それらの追加の土質調査の土質柱状図等の公文書公開請求を求めたところ、防衛局は、 . . . 本文を読む

平和市民連絡会、知事に意見交換の場を持つよう申し入れ --- 県民投票の民意をもとに再度の埋立承認「撤回」を!

2019年05月13日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古側での土砂投入からすでに5ケ月以上が経過した。しかし、下の写真で明らかなように、埋立は遅々として進んでいない(防衛局が当初、県に提出した工程表では、辺野古側の埋立は約6ケ月とされていた)。K8護岸を造成し、K9護岸とともに土砂陸揚げの桟橋として使わない限り、土砂供給が追いつかないのだ。  そのため防衛局は現在、K8護岸の造成にやっきになっている。K8護岸造成のための石材は工事用ゲートから . . . 本文を読む

来週末のシンポジウム(18日・土、那覇市)と講演会のお知らせ(19日・日、北九州市)

2019年05月12日 | 沖縄日記・辺野古
 来週末は、18日(土)に那覇市でシンポジウム、19日(日)は北九州市で講演会が予定されています。是非、おいでください。  20日は、辺野古への最大の土砂搬出が予定されている北九州市の採石場を案内していただきます。4月の天草、5月末の奄美大島、6月上旬の山口県と、最近は各地の採石場まわりが続きます。 . . . 本文を読む

辺野古大行動に900人が集まった! --- 再度の埋立承認「撤回」を求める行動提起も

2019年05月11日 | 沖縄日記・辺野古
 5月始めは連休だったため、今日(11日)、オール沖縄会議主催の毎月第1土曜日の辺野古大行動が開かれた。  先日の補選で当選したばかりの屋良朝博さんが、最初の国会報告。糸数慶子さんが、挨拶の途中で高良鉄美さんを呼んでしっかりと握手。900名ほどの参加者から大きな拍手が沸き上がった。  最後に山城博治現闘本部長が行動提起。ゲート前・安和桟橋への結集を呼び掛けるとともに、県に、県民投票で示され . . . 本文を読む

連休明けの辺野古でのスピーチ --- 県民投票の結果をもとに再度の埋立承認撤回を! 辺野古にこだわり続けることが普天間の移設を遅らせる!

2019年05月07日 | 沖縄日記・辺野古
  5月7日(火)、長い連休が明け、久しぶりに辺野古と琉球セメント安和桟橋に行った。辺野古では、1回目の搬入が終ったメインゲート前の集会で、博治さんに促されてマイクを握った。概ね、末尾のような話をした。    (琉球セメント安和桟橋。本部港(塩川地区)からの搬出はない)   ************************************* <ゲート前の集 . . . 本文を読む

地盤改良工事検討業務の入札始まる --- 設計概要変更申請は来年度まで遅れる。辺野古にこだわり続ける限り、普天間の危険性はいつまでたってもなくならない!

2019年05月01日 | 沖縄日記・辺野古
 防衛局が4月26日、地盤改良工事やそれに伴う各護岸工等の設計を行うための「シュワブ(H31)土木基本設計」の委託業務の入札をやっと開始した。県への設計概要変更申請の資料作成業務も含まれている。同時に、これらの工事に伴う環境保全検討業務も同時に入札が始まった。  契約は7月下旬頃、工期はどちらも来年3月末までだ。当初は、年内にも地盤改良工事の設計概要変更申請が出されるのではないかと言われていたが . . . 本文を読む